壮絶 15時間耐久イダキ作り!
いつもと同じようにノミを打つ音で目を覚ますと、朝の6時!昨日の話ですっかりと本気になったのか、もくもくとみんなでイダキ作りがはじまる。ヨォルングとなにか活動をともにすると、ギリギリになって急にすさまじいパワーを発揮することがある。今回もまさにそんな感じ。

Djalu'の着ているアロハシャツは、激しい腕の動きで胸の所で横にビリリと裂けてしまっている。そんなことには気もくれず、ひたすらにイダキ作りに打ち込むDjalu'。昼をすぎた頃、「おい、ブッシュに行くぞ。向こうですぐイダキを作るからツールを車に入れてくれ。」と小休止もせずに、動きだす。

今までは空港よりさらに向こうのMatamataへの道の途中まで行ってたのだが、Djalu'とDhopiyaと3人で近場のブッシュへ。ある特別なスポットがあるらしく、車を止めるとすぐにスタスタと二人とも歩いていく。

灼熱のブッシュの中で眼鏡の中に滝のような汗を流しながらイダキの丸太を両肩にかつぎ、ヒーヒー言ってる僕をよそに、70代前半と言われるDjalu'(正確な年齢は不明)と60代中頃のDhopiyaの二人はヒョウヒョウと歩き回りながら次々とイダキをカットしていく。1時間もたたない内にDjalu'が3本、Dhopiyaが3本カットした。
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Djalu'のカットした丸太はどれもナチュラルな空洞で、ノミを入れる前からいい音がしてる!ストリンギーバークとよばれるユーカリの樹皮をハンマーで軽くコンコンとたたき、切り目を縦に入れるとペロンとめくれる。樹皮をとったばかりの木には水気がたっぷりと含まれていて汗をかいているみたい。

Djalu'がノミを入れて、そのカスを落とすためにぼくが丸太を持ち上げて地面にたたきつける。そんな作業を繰り返していると、すべってぼくの左手の指の上に丸太が落下!みるみるうちにふくらんで指先が1.5倍くらいになっている。

こりゃだめだと3人で家に引き返したが、日が暮れ、真っ暗になっても夜9時くらいまでイダキ作りをしていた!
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by earth-tube | 2009-07-07 19:35 | Yirrkala周辺
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