ヨォルングのプライベートイダキ「UY-0801」の修理 3
まずはアーネム・ランドから持ち帰ったイダキの切れ端をけずって、ライトブラウン、ブラウン、レッド、ダークレッドの4種類の木屑を作る。この作業がやけに大変で、グラインダーで削ると飛び散って集めるのが大変なので、ヤスリで手作業で削っていく。

おおまかに白太と赤身にわかれているが、その中でも色の濃淡によって4種類の色見のパウダーを作った。

まずは付着面にエポキシボンドだけを軽くぬって、食いつきをよくした所にパウダーを混ぜたエポキシを盛っていく。この作業が一番大変で、やわらかく流動性のあるエポキシボンドを成形するのがすごく難しい。特に、ホールの修理の場合はイダキの中にエポキシが流れこまないように細心の注意をはらいながらの作業になる。

また速乾性のものだと木への食い込みが弱く、木の伸縮にたえる硬度ではないため、コニシボンドの開発の人と相談してイダキにベストなエポキシを使用。加工するのに必要な状態になるまで乾燥するには時間がかかるが、これが今の所一番しっくりきている。

上の写真は乾燥した状態。どうしても気泡が入ったり、ある程度の塗りムラができてしまうが、再度上から塗り直してから最終的に仕上げに入る。あとは余分な所をヤスリで削って、サンドペーパーでまわりとなじませて、仕上げるだけ!
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by earth-tube | 2009-11-06 14:09 | ディジュリドゥの修理
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