ロスタイムの決勝ゴール
ダーウィン在住の林くんと昨晩合流し、本日土曜が最終日というダーウィン・ショーへ林一家とともに行くことに。朝の11時をすぎてそろそろ家を出ようか、という前に最後に確認をと思ってダーウィン・ギャラリーへ電話をしてみた........。

営業時間外には留守電にすら鳴っていなかったので、期待もせずに電話の呼び出し音を聞いてると.....

「もしもし?」

「え?今日土曜やけどやってるの?」

「えぇ、2時までやってるわよ」

もう完全にあきらめてダーウィン・ショーでのんびりしようと思っていたところでの最後のチャンスがやってきた!林ファミリーとはショーの場所で集合することにして、車をかっ飛ばす(法定速度を遵守しながら)!

今度こそ開いてるという、はやる気持ちでギャラリーについたのは12時すぎ。ギャラリー内にはディジュリドゥらしきものは一つもないので女性スタッフに話かけた。

「日本から来たんやけど、事前にお願いしててマニングリダからディジュリドゥを送ってもらってるはずなんです」

「うーん。聞いてないわねぇ。倉庫を見てきてあげるわ。」

ソワソワした気持ちで待っていると、彼女がもどってきて、倉庫にも無いとのこと。ここまで来てほんとに空振りか?という気持ちがよぎる.......。ふとギャラリーのすみに目をやると段ボールに梱包された大きな包みが3つある。よく見ると送り状などはなく、国内線のセキュリティチェックのシールがはってある。もしや、ココココ、コレじゃないのぉぉぉおお!?

「あの、コレめっちゃそれっぽいんですけど?」、スタッフに聞くとボスに聞いて中味を確認してくれるとのこと。いちるの望みを彼女の電話に託して結果を待っていると、もうほぼ祈りに近い気持ちになってきた。あぁ、こういう時に人間の宗教心って最高レベルに高まるのか。あ、あと二日酔いの朝の「もう飲みません」ていうあの時にも同じ祈りが.......。

「開けていいってさ。」

二人でその大きな包みをあけてみると.......。ディジュリドゥが入ってるやないか!いや、もう、きちんと「ホウレンソウ」しといて下さいよ!報告・連絡・相談!

事前にいろいろ交渉してきてしっかりアレンジされていると思ったらその結果が、なぜかシャーロック・ホームズ的推理と根気と交渉の末にようやくディジュリドゥにたどりつけるとは!!!!!!!ここまで困難を極めるてくると、念願のディジュリドゥを見ただけで小学3年生の子供が今晩カレーっていうだけで奇声をあげるような純真な心もちで叫び出したくなる。

かなりしっかりと梱包されている包みを一つあけて、二つ目に移ったころ、女性スタッフから思わぬ一言が.......

「今日土曜日じゃない。わたしここの鍵もってなくて、管理人が1時になったら鍵をしめに来るの。わたしが鍵もっていたらいくらでもいてくれていいんだけど.......。」

エ!電話では2時までって言うてたやん。という言葉をグッと飲み込んで、

「で、今何時です?」

スリープしてる彼女のPCをキーボードをたたいてモニターをのぞきこむとすでに12時45分!スタッフの女の子とリレーのようにしながら梱包を次々とあけてMagoのサウンドチェックをしていく。アレコレ悩んでいる暇はない。妙に感覚が研ぎすまされる。

20数本の中から、微妙にコレはちょっといいかも、というのはいっそのことはぶいて、ビビっと来たやつだけを8本ピックアップ。気づけばすべてBob Burruwal作のMagoだった。

セレクトを終え、ギャラリーのドアを開けて外に出た。その瞬間.......サッカーのロスタイム中に審判がホイッスルをくわえて時計をみだしたその時、決勝ゴールを決めたフォワードの選手ばりに芝生の上をすべりながらガッツポーズをしていた。心の中で.......。いや、おおげさじゃなく、ほんとに。
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by earth-tube | 2013-08-05 18:20 | 店長の日記
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