アートセンターで買い付け
イルカラ・コミュニティ内にあるアートセンターに向かう。訪問者が多いジャルの最高レベルのマンダプル(イダキ)はなかなかアートセンターには出回らないので、ファミリーから直接マンダプルを購入すること。そして北東アーネム・ランドに点在するさまざまなアウトステーションから持ちこまれる数多くの職人の作品をアートセンターで買うのが、遠路はるばる国際線~国内線をのりついでレンタカーを借りてこの地を訪れる目的だ。
アートセンターは実質的には白人のスタッフが働くことで世界各地への販売・プロモーション・展示などを行っているが、その運営はヨォルングによるヨォルングのためのものであり、ヨォルングが持込んだものはどんなものでも買い入れなければいけないという。それゆえにクオリティ・コントロールはかなり大変そうである。

マンダプル(イダキ)もその例外ではなく、ただの棒切れのようなものから、倍音が脳を突き抜けるような衝撃を感じさせる作品までさまざま。

今回はDatjirriのテープぐるぐる巻きのマンダプルや、若者たちがアートセンターを訪れた時に使うマンダプルなど、ヨォルングの好みが強く反映された楽器などなど多数仕入れることができました。
Datjirri Mandapul with Tape


何十本もある在庫を一本づつ取り出して演奏して自分の演奏感と照らし合わせていく作業は、楽しくもあり、同時にビビビとくる楽器との出会いを切望する真剣勝負的な緊張感もある。ピックアップした楽器は再度演奏して、内部の空洞の状態やクラックやホールの有無のチェックなどをしてふるいにかける。コンディションはすごく重要視しているが、楽器のプライスはあまり気にしないようにしている。安くていい楽器よりもとにかく演奏感のすぐれた楽器を選びたい。

いつもはアートセンターを出てすぐ目の前にあるコミュニティ・ショップでハンバーガーやらポテトやらとてつもなくジャンクな食べ物を買って食べるのだが、今回はタイトな旅に胃が悲鳴をあげてしまって肉けのあるものを食べる気がしないので、ジャルの家にもどる道すがらスーパーによってミューズリー・バー(穀物・種類・ドライフルーツを四角い状態にかためたもの)を買って食べた。

イルカラ方面での目的の半分を終え、あとはジャル・ファミリーが明日のお昼すぎまでにイダキのペイントを終えてくれるかどうか.......。いつもギリギリになるので昨晩から早めにペイントに取りかかるようにお願いしていたのだけれど、どうなることやら。
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by earth-tube | 2013-08-09 15:50 | 店長の日記
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