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貫通していないクラックの修理1
今回の修理はイダキ・マスターDjalu' Gurruwiwiの作品。製作行程をつぶさに見て、元の木の状態やどうやってシェイプされたか、どれくらいの厚みがあるのかを知っていたので割れてしまったのが少し意外だった。特別に硬質な木質ではないもののしっかりとつまった木質で元々クラックやホールの修理箇所もなく、均一に厚みをしっかり残してシェイプされていたからだ。
クラックの状況
演奏せずに2-3日放置するとクラックはもどるが演奏すると開いてくるとのこと。鳴らしてみるとクラックからの空気もれはないように感じるが、演奏感はややドライでタイトになっているという印象。
溝ほり
クラックにそって彫刻刀で溝を掘っていく。クラックの筋が見えなくなるまで削っても演奏感が変わらないことから貫通しているようではなさそうだ。
クラックのアップ
クラックの原因はエアコンの空気に触れ続けるなど乾燥した状況にあったか、瞬間的に強く吹き込んでいるかのように感じる。振動が原因ということも考えてマシーンサンディングはやめてヤスリで少しづつペイントをはがしていく。

削ってみると乾燥が進んでいるようだったので、マウスピースとボトムの内側に木工用ボンドを塗っておく。切ったばかりのユーカリの木はマウスピースとボトムから急激に乾燥するため、現地では持ち帰ってすぐに木工用ボンドを切り口に塗る。木は呼吸しているので、マウスとボトムにはしっかりとボンドが塗られていることは木質が安定するまではけっこう大事。

次にエポキシを塗ってリペイント。
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by earth-tube | 2014-05-09 11:11 | ディジュリドゥの修理
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