ヨォルング・タイムっすね
Goveの空港についたのは夜。空港で荷物をピックアップしようと待っていると、見知ったヨォルング・キッズたちが抱きついてきた。Djalu'ファミリーのみんなが空港まで迎えにきてくれていた!!セルマの息子のヨーチンやラリーの息子のババコや娘のシャーナとヨーカラ。たった半年ぶりなのに大きくなっている!

前回訪れた時にはGroote Eylandtに行ってて会えなかったVernonもいた!はじめて会った時はジャクソン5の頃のマイケルのようなキュートな少年だったが、身長もぼくとほぼ同じになり段々男っぽくなってきていた。「みんなにVernonは何してるの?って聞いたら、Grooteに女を探しに行ってるって言ってたで」と言うと、恥ずかしそうに「ちがうちがう!!みんなからかってんだ!」って答えてたけど.....どうもいるらしい。

Galuruに着くと出迎えてくれたうれしい顔があった。以前にディンカム・オージー倶楽部で働いていた林田遼平くんだ。すでに2週間ほどステイしているらしく、ファミリーの近況を聞いた。彼が着いた当初、車が壊れててイダキ・カッティングにはあまり行けてない。そしてDjalu'が作ったイダキは1本だけあって、それはDjalu'が「儀式で使う用に作る」と言いながら作っていたそうな。またラリーが作ったのも1本だけあるそうだ。

日本から何度も電話で「今回は10本以上買うから作っておいてね。」と伝えていたのだが、やっぱり......。しかも出発前々日に電話した時には、遼平くんがいることには全く触れていなかった。遼平くんも電話で行く日をDjalu'の妹のDhangalに伝えていたそうだが、当日来てみたら、誰一人として彼が来ることを知らなかったという......。一瞬、気が遠くなったが、「いやいやヨォルング・タイム、ヨォルング・タイム、こんなの普通やね。」遼平くんと笑いあう。

Djalu'に会うと御年76才になるのに相変わらず元気そうで、ホッとする。そして彼独特の人を安心させる暖かさに触れ、やっぱりこの人に会いに来たんだなぁとしみじみと想った。話をしているとYirrkalaに住むDjalu'の実の妹が亡くなり、明日から葬儀が始まるのだという。そしてGaliwin'kuでも弟が亡くなり、葬儀待ちだという。ヨォルングの葬儀は参加する各クランと相談しながら決まるのだが、だいたい1週間以上続くこともざらだ。しかも葬儀は日がな一日中続く。「これは一番忙しいタイミングで来ちゃったなぁ」と思いながらも、ハプニングではじまったこの旅が、さらなるハプニングへと導かれて行く予感に満ちあふれて、Djalu'のとなりのベッドに横になった。
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by earth-tube | 2008-04-23 13:41 | 店長の日記
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