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はじまりはいつもトラブルから.......1
いつも通り当日にパッキングを終え、普通は2時間前に空港に着けばいいのだけれど、ここ最近旅立つ当日にトラブルに見舞われることが多いので余裕をみて3時間前に着くようにした。

悠々と国際線の出発口を入るとジェットスターの受付窓口に向かった。すると3時間前なのに人だかりができている!何事かと駆け寄ってみると、ケアンズ行きとゴールドコースト行きが「機材搬入の遅れのため3時間遅れになる」と手書きで書いてある!

「おいおい!なんのために早くきてんねん!今回はギリギリじゃなくて遅くなる方かいな!」

カートを持った手を握りしめながら、天然でボケた自分の行動に心の中で思いっきり突っ込みを入れていた.......
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by earth-tube | 2010-04-21 14:01
はじまりはドタバタから
まずは今回の旅のメンバーを紹介します。ユージ、ノンくん、出口夫妻、そして僕の5人。アーネム・ランドの許可申請、フェスティバルの参加申請、チケットの手配、購入する4WDについての前情報・運転の練習・個人売買の情報、すべてが綿密に計画され、出口くんとなかば喧嘩になりながらも決めたスケジュールを見た時には「もうこれ以上の旅プランは無いで!」と互いにニヤリと笑ったのだった.......。

こういった旅の準備で忙しく動き回る中、ディンカム・オージー倶楽部主催の「Djalu Gurruwiwi Japan Tour 2005」をボランティア・スタッフとしてサポートするために6/28から東京入りし、7/10の早朝に大阪に帰ってきた。その間に北東アーネム・ランドで開かれるGarmaフェスティバルへの参加にあたって、主催のYYFともめたり、ユージにまかせていたキャンセル待ちの飛行機のチケットの手配ができてなかったりして、「もう一回旅のプラン練り直しか?」という所まできた。

けれど一つづつトラブルは解決され、東京から帰ってきて仕事の引き継ぎやら、サイトのアップ、知人のCDジャケットのデザインなどの激務を徹夜でこなす最中、ユージから電話がかかってきた。「僕のETASのビザが降りないんですよ。」事情を聞くと、前回にワーキング・ホリデーの期間を延長した経緯に問題があったらしく、別の手段で申請しないといけないらしく、ビザ取得に4週間ほどかかるらしい。

ユージの代わりにオーストラリア大使館に電話をして交渉するが取りつく島もなく、人生ではじめて勝手に電話をガチャン!と切られる.......。ただでさえ徹夜で仕事がたてこんでてイライラしてる所でブッチリ切れそうになる。その後、ノンくんとユージが家に来て、結局どういうタイミングでオーストラリアでランデブーできるかを相談。3パターンくらいの方法を考えて、ユージとはどこかで再会する事になった。
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by earth-tube | 2005-07-19 17:07
1/30(sun)吹田 ディジュリドゥ・ワークショップ
b0021108_2131279.gif場所:関西大学前 タンドリー・キッチン
開場:15:00 / ワークショップ:15:30〜 / 食事とQ&A:17:00〜
料金:3,000yen(本格インド・カレー付き)
ワークショップ / 15:30〜17:00
アーネム・ランドのディジュリドゥの伝統的な演奏スタイルを学ぶ。基本的な唇の作り方、呼吸法、舌の使い方、伝統曲のベーシック・リズムまで、参加者それぞれの学びたい事を個別に、のんびりと指導。全く初めての人から、より深く追求したい人まで、伝統的な演奏スタイルの中にある倍音のきらめきを共に遊ぶワークショップです。

食事とQ&A / 17:00〜
なんといつものカレー食べ放題ではなく、ネパール人シェフが作る本格インドカレー3種類、タンドリーチキン、シークカバブ、ナン(おかわり自由)の豪華なインド料理。しかもドリンクは一律250円(激安&感涙)!!!!!!!
お酒を飲みながら、ワークショップで聞けなかった事を聞いたり、のんびりと本格カレーを食べる。

GORIプロフィール
オーストラリア北東アーネム・ランドを中心に、アーネム・ランドの様々な地域のディジュリドゥ・マスターに師事しながら、アボリジナルの伝統的な演奏スタイルを学んでいる。

お問い合わせ先と予約
EARTH TUBE
info@earthtube.com
http://earthtube.com/

タンドリー・キッチン
〒565-0842 大阪府吹田市千里山東1-16-3
TEL : 06-6339-3111

地図とアクセス:阪急千里線関大前駅北出口徒歩2分
        http://r.gnavi.co.jp/k360000/map1.htm
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by earth-tube | 2005-01-06 15:54
Djalu Gurruwiwiのイダキとイメージ
Djalu Gurruwiwiは、1931年生まれ(明確には不明)のGalpuクランのエルダーである。彼のYidaki職人としての腕はもとより、Bunggul(儀式)での演奏者として名高く、アーネム・ランド内外で広く名を知られており、現在では世界で最も著名なアボリジナル・ディジュリドゥ奏者だ。

b0021108_22111551.jpg僕自身、「一体何がDjaluの楽器を、他の人が作る楽器から一線越えた作品にしているのだろうか?」という疑問があり、彼と何度もYidakiを共に作っていて気づいたのは、彼には信じられないくらい高い「チューニング技術」があるという事だった。様々な条件があるが、一般的にターマイト(白蟻)が食べた穴がナチュラルな方が良い楽器になり得ると言われている。しかし、Djaluの場合ある程度カットした状態が悪くても、何度も試し吹きをし、特定の場所を削っていくことで、まるで命を吹き込むようにYidakiを作るのである。

b0021108_22144857.jpgそれには前提として、チューニングするための「明確なサウンドのイメージを持っている」という事が言える。そのイメージそのものが、Djaluの鮮烈さであり、Galpuクランが世代を越えて引き継いで来た文化的遺産なのだろう。木を選び出す卓越したノウハウ、切り出した木が持っているポテンシャルを最大に引き出すための演奏能力と、それらを根底からささえているイメージこそが、Djaluをあの御年にてYidaki Masterたらしめているのだと思う。

今回Djaluにお願いして、Galpuクランが所有する2つの特定のYidakiの作る姿をカメラにおさめ、Web上で公開することの許可をいただいた。その内容はEarth Tubeのリサーチ・ページにて紹介する予定です。


Djalu Gurruwiwiディスコグラフィー

b0021108_21533563.jpgContemporary Master Series 2: WALUKA -Gurritjiri Gurruwiwi featuring Djalu Gurruwiwi
CD
1,980yen
兄のソングマンGurritiriの歌に、弟のDjaluのYidaki。すばらしい内容で個人的には一番好きです。


b0021108_2149957.jpgContemporary Master Series 3: DJALU -Djalu Teaches and Plays Yidaki-
CD
1,980yen
Djaluとその息子Larrtjanga、そしてBarrnyulnyulの3人による圧巻イダキ・ソロとそのリズムを歌ったマウス・サウンドを収録した超絶イダキ・ソロ集。


b0021108_2154640.jpgContemporary Master Series 6: DJALU -Djalu Teaches and plays yidaki 2-
CD
1,980yen
Djaluとその息子Larrtjangaによる超絶イダキ・ソロ集第二弾。今回は歌のテーマ毎にトラック分けし、Djaluの妹Dhangalが歌の解説を英語で入れている濃厚な内容。



b0021108_21542547.jpgDILTJIMURRU -Djalu Gurruwiwi-
CD
内陸のソング・サイクル「Diltjimurru」をまるまる収めた大作。ドイツ録音。残念ながらまだEarth Tubeでは販売していない。


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by earth-tube | 2004-11-18 22:15
Gi'kalへ
b0021108_21271325.jpg車の修理を終え、ようやくGi'kalへ行くことになったが、数多くのGurruwiwiファミリーが同行するためブッシュ・タクシーなるものをハイヤーすることになった。その料金は驚きの片道$350(約28,000円)だ!これも前述のイラク人のタクシー会社で、その料金の高さに正直殺意を抱いた。しかし、僕はDjaluの車に同乗したためわからなかったが、「あの激しいブッシュロードを巧みに4WDを運転するイラク人を見たら、あの料金も納得ですよ!」とは長谷くんの後日談。

とはいえ、ようやくGi'kalへ行けるのかと多少ホッとしたため、強烈な揺れにもかかわらずひたすら眠い。Djaluの横に座っても緊張と眠気でいまいちシャレた事がいえず、「You're a Manymak Driver」などとしょーむない事を言ってしまって恥ずかしくなる。約3時間ほどのドライブでやっとGi'kalへついた。

b0021108_21321069.jpgついた時には、車の振動のせいでおしりの無重力感を味わうことができた。それもつかの間懐かしい顔ぶれがいる。Yidaki職人で名ダンサーでもあるMirrara Burarrwanga(Gumatjクラン)に再会した。前回来た時に彼に作ってもらったイダキが作業場から盗まれてしまったのを覚えていて、1本すばらしいイダキを用意してくれていた。このYidakiは後日、Gunyangara'に帰った時に息子のLarry(Winiwini)が気に入って吹いていたり、Yothu YindiのNicky Yunupinguが「Latju Yidaki(Good Yidaki) !」と演奏後にコメントしていた。(Copy Right : Mirrara Burarrwanga & Earth Tube 2004)

そして若いイダキ奏者の卵バーノンとは、1本のYidakiを交互に吹いて競争するように演奏してメタクソにおもしろかった。「これできるか?」といった曲から、「これはNumbulwarの曲だ」とか、「一番早く吹いてみろ」などとお互いに注文をつけあいながら演奏した。尋常じゃないYolngu Kidsの演奏レベルの高さに度肝を抜かれつつも、「おいちゃんも負けへんで」というパワーごり押しでなんとかオッつけれた.......はず。

セレモニーに参加しないといけないため、3日後にはGunyangara'に帰らなければならず滞在期間は短かったが、自然が猛烈に美しいすばらしい場所だった。そしてその3日間は毎日Yidakiのカッティングと製作に明け暮れ、「ブッシュでイダキ・カッティング」→「全員分の炊事」の繰り返しの日々だった。

場所の詳細はそれが聖地を含んでいるかもしれないので言及することは避けるが、砂の粒子が非常に細かい美しいビーチだった。
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by earth-tube | 2004-11-18 21:38
Djalu Familyとの再会
以前Yirrkalaを訪れた時、事故のためDjaluの家には車が無かったが、TOYOTA Landcruser 4WDでのお出迎えだ。ブッシュ・ロードでの過酷な使用のせいか、日本では間違いなく廃車にするようなルックスである。そして後部座席全体に大きな板が置かれており、カットしたYidakiをのせれるようにしてあった。その人間が乗り込むようにはできていない後部座席に乗り、一路なつかしのGunyangara'(Ski Beach)へ向かった。

まずびっくりしたのがDjaluの娘Linaが結婚して女の子を生んでいたという事と、ついに次世代のイダキ・マスターになるであろう、Laryの息子が生まれたという事だった。少し人数が増えたはずのDjaluの家には、なぜかいつもの顔ぶれがいない。聞いてみると既にアウトステーションに移っているという。今後、電気、電話、家などがととのえば、Gunyangara'に住むDjaluの父親家系のファミリー総勢71名がアウトステーションに移り住むという。

そのアウトステーションGi'kalは、Yirrkalaから車で3時間ほどの所にあり、Galpuクランにとって最も重要なトーテムOlieve Pythonの住む場所だと言われている。すぐに車でGi'kalまで行くというのが当初の予定だった.......
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by earth-tube | 2004-11-18 20:41
Bungalin-BungalinとMularaの解説
Bungalin-Bungalin
「中央アーネム・ランドのGUNBORGスタイルの「Bungalin-Bungalin」ソング・サイクルの歌で、D***i L****ga(当時36歳 / DalabonとGunej語グループ)によって作曲された。」
ー『Arnhem Land Popular Classics』のライナーノーツより抜粋ー

b0021108_10581429.jpgArnhem Land Popular Classics
CD-R from LP
2,499yen
LPレコードのみで販売されていた『Arnhem Land Popular Classics』のトラック1と10にこのBungalin-Bungalinソングサイクルが3曲収録されており、現在オフィシャルCD-Rで復刻されている。

b0021108_1058414.jpgSongs of Bamyili
Cassette / EP
廃盤
またカセットとEPレコードのみでリリースされていた『Songs of Bamyili』のトラック8にも同じ曲が収録されているが、ここではライナーの解説はなくタイトルが「8. Bungalin Bungalin(A Love Song)」と表記されている。

Mulara
北アーネム・ランドと中央アーネム・ランドの部族からもたらされた一連の歌。「Mulara」はディジュリドゥとクラップスティックの伴奏で歌われ、1曲づつが伴奏なしの叙唱と叫び声で終わる。この聖なる歌は亡くなった人の骨をログ・コフィンと呼ばれる大きな木をくり抜き、聖なるペインティングを施された棺桶に納められるまで続けられる。全ての人は先祖が旅して来たライン、もしくは道とつながりがあり、死後、亡くなった人のラインは聖なる歌によって人々の記憶に残る。歌われる内容は、そのライン上にある聖地、自然の中にある特徴、動物、鳥など。
ー『ARNHEM LAND -Authencit Australian Aboriginal Songs and Dances』のライナーより抜粋ー

b0021108_1059297.jpgARNHEM LAND -Authencit Australian Aboriginal Songs and Dances
CD
2,625yen

元々2枚分のLPだった音源を「国際先住民年」を記念してCD化された上記のCDのトラック8にMularaが収録されている。

b0021108_10221717.jpgThe Art of the Didjeridu
LP
廃盤
他にもTrevor A. Jonesの『The Art of the Didjeridu』にも一曲収録されている。Mularaの伴奏をするディジュリドゥには東アーネム・ランドに代表される特徴であるトゥーツ(ホーン)が使用される。

このように従来の発想ではBeswickコミュニティではトゥーツを使わないGUNBORG(Kunbjorrk)スタイルの演奏がされるものとばかり思っていたが、MularaではManingirida周辺部の伴奏スタイルとほぼ同じようなディジュリドゥの演奏が行われていた。またMularaでは曲にあわせて踊りが決まっているが、Bunbalin-Bungalinでは踊りが決まっていないというのには衝撃を受けた。

Beswickコミュニティでは、様々なエリアから集まった人々による多様な音楽性が花開いたと言える。しかし、その時々の流行や偉大なソングマンの出現などによりその中心となるソングサイクルは様々だったのかもしれない。
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by earth-tube | 2004-11-04 10:21
Ngukurrへ出発!
おひさしぶりです。ダーウィンにつき約10日ほどたち、いぜんラップトップパソコンから接続させてくれる所がなく、なかなかアップできずにいました。ようやくいろいろ下記にアップしましたが、明日からNgukurrコミュニティにいくのでまた10日間ほどまた更新できません。

Ngukurrはアーネム・ランドの南東端にあるコミュニティで、今回はWagilakクランのエルダーRussel Ashleyに会いに行くのが目的です。途中にアーネム・ランド西南部に位置するWugularr(Beswick)、Barrunga(Bamyili)コミュニティにも足をのばす予定です。
また10日後に報告するのでお楽しみに。

そしてその3日後には、Oenpelli、Maningirida、Ramingining、Yirrkalaとアーネム・ランドの北部の西端から東端までのコミュニティを訪れます。

それではまた!
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by earth-tube | 2004-09-22 19:19
ダーウィンにManingridaのアートショップができた
ダーウィンにはアボリジナルのコミュニティなどにあるアートセンターがない。ところが、ほんの4週間前に中央アーネム・ランド北部のManingridaコミュニティのアートセンターのギャラリーができたというので見に行くことにした。

できたばかりのギャラリーの壁は真っ白で真新しく、アートやディジュリドゥもまだ多くはなかった。置いてあったディジュリドゥは全部で5本で一番いいディジュリドゥはなんと出口くんがすでに取り置きしていた!だが同じ作り手であるAmbrose Cameronの高いピッチの短いディジュリドゥを購入した。


Ambrose Cameronのディジュリドゥ
AmbroseはManingridaで名の通ったディジュリドゥ職人で彼の作る楽器にはいつもラフに手形がぺたぺたと押してある。このディジュリドゥは約3年ほど前の作品でもともとつけられていた黒いビーズワックスは剥がれており、残っているビーズワックスは硬化していた。吹き口は大きく、倍音豊かなサウンドで短くすえひろがりになっているルックスにたがわない印象のサウンドだ。こ気味のいい演奏感覚の楽器だなぁというのが第一印象で若い頃のブラナシのようなタイトな吹き心地です。画像は追ってアップします。


このManingridaのギャラリーの店長Mattは非常に気のいい人でManingiridaを中心にアーネム・ランドの様々な情報を教えてくれた。日本に1年間いて多少日本語が話せ、しかもコミュニティで4年働いていており現地の言葉Gunwingguに精通しているという。週末に一緒に飲もうと誘ってくれた。
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by earth-tube | 2004-09-22 18:43
アーネム・ランドへの出発の準備
b0021108_031289.jpg9月10日からアーネム・ランドを訪れます。現地でのサイトのアップやブログの更新などのために新たに購入したiBookと録音機材です。残念ながらフィールド録音した音源は許可が降りない限りサイトでは紹介できませんが、各ディジュリドゥ奏者から許可が降りればその一部をサイトでも紹介したいと思っています。

この時期アーネム・ランドは乾期の終わり頃です。涼しい季節は終わり、特に日中のブッシュはかなりの暑さになり、ディジュリドゥ職人にとってはハードな季節です。そのため現地で手に入れる事のできる楽器は少なくなるかもしれませんが、その反面乾燥した時期のユーカリでディジュリドゥが作られるのでクラックなどに強い良いディジュリドゥを手にすることができるという事もあるでしょう。

今回は4WDを購入してアーネム・ランド内の様々なコミュニティーを訪れる予定で、北東アーネム・ランドではアウトステーション(数家族が暮らす町から遠く離れた土地)に移ったMr. YidakiMan 「Djalu Gurruwiwi」に会い、2週間ほど彼と過ごします。それもこれも車での移動のためNorthen Land Councilから許可がいただければの話だが........

11月10日には日本に帰ってきます。それまではEarth Tubeの商品の発送ができなくなります。取り置きはできるので取り置き希望の方はメールをください。湿気をたくさん含んだモンスーンの風である西風がアーネム・ランドに雨雲を運んでくる12月には今回仕入れるディジュリドゥが全てアップされる予定です。

しかし、もうすぐ出発だというのに押し入れからバックパックも出していない......
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by earth-tube | 2004-09-08 01:06