カテゴリ:店長の日記( 53 )
あしたのためのその1
前回のアーネム・ランドの旅では「ダートロード走行中に車が3回転半ロールオーバーし、大破→セスナで病院送り」という経験があり、次にまた車を購入し、アーネム・ランド内のあの道を走る事を考えれば......。答えは笑顔でシンプルに「無理!」

という事で、その1「よい車の選び方」、その2「ダートロードを走るテクニック」、この二つを学ぶために滋賀県に住む出口くんの知り合い藤井くんを頼って、四駆きちがい、もとい4WDスーパードライバーの高村さんを紹介してもらい、急遽四駆講習をしてもらう事になった。

大阪から琵琶湖の西にある藤井くんの家までは下道で3時間弱かかるので、夜中にうかがって一晩ねかせてもらう事になっていた。前日の出口くんからのメールでは「寝袋持参で」とあり、「あ〜これはテントたててどっか山の中で寝るつもりやな」とワクワクしながら、今回の旅のために購入したMSR Hubba Hubba(二人用)を持って家を出た。

室内でテントをはったところが、梅田で待ち合わせをした出口くんの手元にはオーストラリアでも馴染み深いフルフェイスのヘルメットと薄っぺらいバックパックだけ.......。

  私:「オイオイ兄貴、寝袋はよ?」
 出口:「アハハハー。僕はいらんかと思って。」

一瞬殺意を抱くが、冷静になり、容疑者にカツ丼を差し出すベテラン刑事のような気分で事情を聞き出すと、泊まる場所は藤井君の家で布団が足りないだろうという考えだったらしい。あぁ〜まぎらわしい。結局、何部屋あるかわからないほど広い家に住んでいらっしゃる藤井くんの家の中にテントをはって寝る.......。
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by earth-tube | 2005-06-14 22:18 | 店長の日記
松山教授の魅力
大阪吹田市、太陽の塔が燦然と輝く万博記念公園にある国立民族学博物館(通称、民博)の教授「松山 利夫」氏にあったのは関西ブロウアウトがはじめてだった。

日焼けした肌と長くのばした白髪を後ろで束ねたその姿から、アボリジナル・エルダーと見間違えたような錯覚を一瞬感じた。話をしてみるとアボリジナルに関する膨大な知識量と実体験を背景に、それを全て吐き捨てるかのようなフランクさがあり、年齢差や権威を全く感じさせないクールな兄貴だった。

当時の僕はアボリジナル文化に対する知識はほとんどなく、どちらかといえば適当に自分の中ででっち上げたイメージだけが頭にあった。そして松山先生はそういった不埒でおせんちなスピリッチュアリティ崇拝のようなものを一蹴した。

その話の内容を書けばえんえんと終わらないのでここでは省略するが、ようするに他文化を研究しつづけてきた人類学者ならではの、卓越したバランス感覚と他者に対する繊細なまでの丁寧さ、それでいて自分自身の自我のありようの自然さなど、猛烈に感銘を受けた。

それは全世界で共通して存在する観念に結びついて、僕達の日常生活にもそのまま当てはめることができる。他文化を学ぶという外向きの行為の中に、実は内的宇宙への探求というベクトルがあるという事を彼の言動の中に感じることができるのである。

そして飲めばなお楽しい話が聞ける。Yidaki Vibes Earthの終了後には参加者が自由にこの飲み会に参加できます。ゆっくりと松山先生の話に耳を傾けてみては?

松山 利夫のシリーズ講議:アボリジナルの文化と社会を見る

4/17(sun) Yidaki Vibes Earth vol.3の詳細を見る
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by earth-tube | 2005-04-15 13:46 | 店長の日記
Djalu Gurruwiwiのために作られたコンピレーション
b0021108_19312521.jpgV.A. "WANGANY -Didjeridu unites us One-"
Didjeridu(Yidaki) Compilation CD of 10 Japanese Players & Djalu Gurruwiwi


参加アーティスト:荒井ABO誠 Gori Hide 190CTM Knob 三上賢治 Nata Tera-jin 哲J Shozo(from UK) Jeremy Cloak(from NZ) Djalu Gurruwiwi(from Arnhem Land)

販売元:ディンカム・オージー倶楽部


哲Jこと、上野さんが2005年7月にアーネム・ランド随一の天才的Yidaki奏者Djalu Gurruwiwiを日本に招聘します。それに先立って、日本人ディジュリドゥ奏者10人と、ニュージーランドのバンドResonanceのディジュリドゥ奏者であるJeremy Cloak、そしてDjalu Gurruwiwiの5分もメドレーで演奏しているBara(West Wind)を収録している!

先日上野さんと民博で会って、このCDのジャケットのチェックをした。今回Djaluに関するCDということでかなり念入りに作ってある。また参加者を平等に扱う心配りもされていて、上野さんのピースな人柄と、Djaluに対する熱意を感じた。この日、上野さんはわざわざ東京から松山教授の講義を聞くためだけにやってきたという.......相当のYidakiバカである。リスペクト!

Djalu Gurruwiwiについて、もっと詳しく知りたい人は、Earth Tubeのリサーチページ内にある『Djalu Gurruwiwiの伝記』をご覧下さい。

Djaluが属するGalpu言語グループの言葉Dhanguに精通しているGuan Lim氏が、Djaluの半生についてインタビューしており、Djalu自身の言葉ものせられているというすばらしい内容です。
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by earth-tube | 2004-12-28 20:14 | 店長の日記