カテゴリ:日本のDidj-Heads( 3 )
3/24(mon) Send off TIKINA
フライヤー
イダキ・コミュニケーション集団「Loop Roots」のメンバーのTIKINAくんが関西を離れることになり、送迎会もかねてライブをすることになりました。企画はずいぶん前から声をかけてくれていたShiva DidgeridooのShivaくんと、Loop Rootsです。

Loop Rootsは今までにやってきた曲を全部やろう!ということで全26曲を前半、後半に分けて演奏します。そしてディジュリドゥ奏者TIKINAくんのもう一つの顔ムビラ奏者として活動しているビラビラズが、ジンバブエの伝統曲をDAIGO & TIKINAで合奏します。

そして関西のそうそうたるディジュリドゥ奏者たちが1曲づつソロ演奏を送別のプレゼントとして演奏してくれます。Loop Rootsからは出口晴久、NoN、UGが、そして関西の重鎮Avalon Spiralの三上賢治(←スペシャルサンクス!)、一緒に企画をしてくれたShivaくんと虹の仏のリョウヤ菩薩、天人(あまんと)でディジュリドゥ教室をしているシュンくん、昨年の関西ディジュフェスタで行われたディジュバトルにて一位になったTatsuki Agena、ゲンキーズのiriyanと演奏スタイルや世代をこえたメンツが集結します。

チケットは当日のみの1,500円(1ドリンク付)。オープン18:30、スタート19:00で人数が多い場合は入場制限がかかる場合がございますのでお早めにどうぞ。Loop Rootsの演奏からスタートです。
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by earth-tube | 2014-03-07 11:49 | 日本のDidj-Heads
出口くんとダーウィンで再会!
Earth Tubeのリサーチ・ページで紹介される出口くんは現在オーストラリアをワーキングホリディで旅し、最も積極的にアボリジナル・コミュニティを訪ね、それぞれの地域のディジュリドゥの演奏方法や文化をリサーチしている日本人の一人である。今までに彼が訪れた地域はYirrkala、Belyuen、Oenpelli、Wugularr、Wedeyne(Port Keats)、Bagot、Daly RiverエリアなどTop Endの様々な地域にわたる。

僕がダーウィンに着いた時、出口くんはバイクを購入するためにケアンズにいた。ダーウィン滞在5日目にCharles Darwin大学の図書館前の広場で待ち合わせをしていたのだが、Mandorahにいた僕らは約束の時間に遅れて待ち合わせの場所についたのだった。バイクでケアンズからやってきた出口くんは日焼けし、随分やせてヒゲをたくわえ、笑顔で芝生の上に林くんと座っていた。

以前の出口くんは趣味でディジュリドゥを本気でやっているという印象だったが、ほぼ半年をオーストラリアで過ごした彼のディジュリドゥの演奏を聞くと、ディジュリドゥの伝統的な演奏スタイルを学ぶ一人の演奏者としての一歩を踏み出したんやなぁとしみじみと感じた。実際にアボリジナルの演奏やCorroboree(アボリジナルの歌と踊り)を見聞きし、現在進行形のリアルな彼等に触れる事で出口くん独自の理解やアプローチがそのサウンドの中に溢れていたからだろう。

アボリジナルの人々と真剣につきあっていくという事は自分自身と向き合う事でもあるなとつねづね思う。出口くんのように深くアボリジナル文化を理解しようと試み、アボリジナルの人々と向き合う人達には何か共通しているような感覚をシェアしあうことがある。彼とも再開した瞬間、そして話せばなおそういった感覚を感じた。

出口くんのすばらしいバランス感覚とアボリジナルの人々に対する真摯なまなざしに触れ、ますます今後の彼のアプローチに期待が高まる。
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by earth-tube | 2004-09-22 18:57 | 日本のDidj-Heads
Darwinに住む日本のDidj-Heads達
ディジュリドゥを追求するDidj-Heads達が集まる場所がダーウィンだ。日本からも何人かのディジュリドゥ・クレイジー達が来ている。しかも僕の知っている日本人は全て関西人である。ノーザンテリトリー大学のヨルング語講座を専修している林くん、アボリジナルのディジュリドゥの名手を探し求めて旅をする出口くん、そしてディジュリドゥの作り方を学んでいるユージくんの3人で、彼等は個々人の得意分野をそれぞれ追求しながら、ともに刺激しあってより深いアボリジナル・カルチャーの世界に足を踏み入れようとしている。

その活動は様々なコミュニティを訪れたり、ディジュリドゥ関連のフェスティバルへの参加やそれぞれの分野のリサーチである。その中でもCD「Rak Badjalarr」で知られるソングマンBobby Laneのディジュリドゥ奏者Nicky Jorrockを探し出し、彼にBelyuenコミュニティのWANGGAスタイルの演奏を学んでいるという事だろう。Nickyとの出会いに関しては出口くんの尽力が大きく、詳しくは今後アップされるリサーチページ内の出口君のページで紹介される。


Nicky JorrockのプライベートKanbi
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この地域ではディジュリドゥの事をKanbi(Kembi)もしくはKanbakと呼ぶ。残念ながらBelyuenコミュニティでは区ラップ・スティックの呼び名を忘れてしまう程ディジュリドゥにまつわるカルチャーは薄くなってきている。

実際、ディジュリドゥの演奏スタイルを引き継ぐ若者がいないのが現状だそうだ。このディジュリドゥも作り手はNickyにディジュリドゥの演奏方法を学ぶDavid Mitjinという白人のディジュリドゥ制作者によるものである。Belyuenにはディジュリドゥの作り方を覚えている人はもういないらしい。

サウンドの特徴は広がりのある幅広い倍音でWANGGAスタイルには最適である。かなり大きめのマウスピースをビーズワックスで小さくしてあって、バックプレッシャーも高く吹きやすい。前述の3人ともう一人現在キャサリンにいるノンくんの4人がダーウィン・フェスティバルの時にBelyuenの人たちからいただいたものです。


カルチャーが薄まっているという現状に焦燥感とも悲しみともいえない胸のザワツキを覚えるが、WANGGAスタイルのディジュリドゥの名手Nicky Jorrockが存命で彼のサウンドを聞くことができるというだけで「この時代に生まれてよかった」というシンプルな感謝の念を抱かずにはいられない。また僕個人は2002年にNickyに会おうとして結局会えず終いだったが、Nickyに出会うために尽力した出口くんはじめダーウィンの日本人Didj-Heads達の飽くなき探究心とそのパワーに深い感銘を受けた。感謝!
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by earth-tube | 2004-09-22 18:45 | 日本のDidj-Heads