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カテゴリ:Arnhem Land全般( 6 )
サンドフライにご注意
今回オーストラリアを旅している間に、一番きつかったのはサンドフライという体長1mほどのハエである。サンドフライにやられると、やたらにかゆい。でも、かいてしまうと反応してさらにかゆくなり、腫れ、長い人だと2週間ほどかゆみが続く。だから、チクッとするとなでるようにしてかゆみを我慢する。

b0021108_0393848.jpg大体はじめてサンドフライにやられると、かきまくって血が出るまでかいてしまったりする。同行した長谷くんもそうだった。写真は長谷くんの足。

あまりに暇だったからか、長谷くんが自分で数えた所、なんと260箇所もサンドフライにやられていた!これからさらに恐ろしい事がある。サンドフライや蚊が媒介するウィルスがあり、感染すると化膿し、ほっておくと化膿が進み、片足を切断しなければいけなくなったりするらしい。

Yolnguは単に英語でSore(ただれ)と呼んでいた。長谷くんはコレになってしまい、足首が化膿していた。
b0021108_0401999.jpgこの傷を直すのに使ったのが、写真の左からPapawクリーム、Teatree Oil、Dettolで、Dettol以外はブッシュメディスンである。これらの薬はスーパーなどでも市販されており、化膿の初期段階では効くかもしれない。けれど、長谷くんのケースではかなり化膿が進んでいて、最終的に病院に行き、抗生物質を飲んで直した。

医者の話だと、「このままほっておけば、えらいことになってたよ」とのこと.......。Arnhem Landの沿岸部ではかなりサンドフライが多いので、これらの薬品を用意しておくとか、症状が悪くなったらすぐに病院に行くことをおすすめします。
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by earth-tube | 2004-11-19 00:41 | Arnhem Land全般
ManyallalukとMataranka
b0021108_12134780.jpgRaminginingへ行くことがなかったため車のレンタル期間があまり、カカドゥ国立公園からPine Creekへ抜けて一路キャサリン方面へおもむき、まず電話すれば許可なしで訪れることができるManyallalukコミュニティにむかった。
コミュニティに入ると今までになくきれいでびっくりした。コミュニティの人達もフレンドリーでなごやかな雰囲気が漂う。まずはアートセンターを訪ねたが.......何もない。いや5-6本のディジュリドゥがあるが、かなり太かったりして演奏できるクオリティのものが1本もなかった。ただBeswick周辺で話されるMayali語の辞書があったのは衝撃だった。

b0021108_12142291.jpg結局Beswickコミュニティとも連絡がとれていないので、ホットプール(温泉まではいかないが、自然の川の中にぬるい水が流れている)のあるMatarankaに向かった。
b0021108_12153089.jpg日が沈んだ後にぼんやりと川の中に浮かんで空を見上げると、空が埋め尽くされるほどFlying Fox(コウモリ)が飛んでいた。この日の晩ご飯は、なんと出口くん特製牛丼とみそ汁!泪が出るほどうまかった。
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by earth-tube | 2004-11-04 12:16 | Arnhem Land全般
Arnhem Landの道路事情
b0021108_11122941.jpgArnhem Landの地図上には何本かの大きな道が描かれている。Arnhem High Wayという立派な名称がついているが、実際は「Corrugation Road(波打った道)」と呼ばれる舗装されていないでこぼこの道である。この道はその名のとおりさざ波のようなしわしわがついていて、時速50km以下で走るとやるせないほどガタガタするが、速度を出すと接地面が減るためかスムーズになる。

b0021108_11124839.jpgまた所々に「Bull Sand」と呼ばれるサラサラの砂溜まりがあり、自分が事故ったからはっきりわかるがなんの前知識もなくこういった道を運転するのは非常に危険だ。ある程度の経験が必要だろう。普通はこのような道で4WDを使用することはなく、砂地で4WDにするようだが前回まっすぐの道で氷の上を滑るようにして事故をした恐怖のため4WDにしてドライブすることにした。

b0021108_11132741.jpg写真は4WDの車の前輪についている「Locking Hab」と呼ばれている装置でこれをLockの方に回すと4WDに、Freeの方に回すと2WDになる。

b0021108_11141244.jpg砂煙をあげて走る4WD車。アーネム・ランドの道は狭いので対向車があれば、速度を落として左に寄り、砂塵が入らないように窓を閉める。通過後数秒間は濃い霧のような砂煙の中を進むことになるので運転には注意が必要だ。

b0021108_1114403.jpgMataranka~Ngukurr間や、Oenpelli~Maningrida間は比較的きれいでアップダウンとうねりの少ない道だったが、Yirrkalaからアウトステーションに向かう道はかなり険しく、高低差あり、うねりあり、デコボコを通り越した状態の道などがあり、しかも一車線ギリギリといった道幅である。Beswickはかなりきれいな道だった。写真は道路のエッジ。正直、車でのアーネム・ランドの旅はおすすめできないが、きっちりとした下準備と少しの経験があればそう恐れることはないかもしれない。
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by earth-tube | 2004-11-04 11:18 | Arnhem Land全般
Arnhem Landの川事情
今回一番気を使ったのは車での川渡りである。乾期の一番終わりという事で心配は無いだろうが、大きい川で「Washing Off」されればなすすべはなくなる。というのも車が流されて車外に出て泳ごうにも最大3~4mともいわれる巨大なクロコダイルがひそんでいるからだ。車をレンタルする前にノーザンテリトリー州のウェブサイトで川の深さ状況をチェックすることをおすすめします。

事故後のためか心臓が縮み上がるほどの当初の心配をよそに、川の状況はかなり良かった。しかしこれが雨期明けの4~6月頃ともなればどのような状況になるかは実際その時期に旅をしないとわからない。

b0021108_1145764.jpg写真はKakadu国立公園を出てOenpelliに向かう途中にあるEast Alligator Riverのほとりにある看板で、下記はその翻訳です。

DANGEROUS CROSSING(横断危険)
この土手道は洪水や潮の満ち引きによって氾濫することがあり、車と歩行者は転倒する危険性があります。下記の写真はこの川の横断状況です。[注意して横断してください]
b0021108_1724871.jpg
上記の写真左から、
1. 横断可能
2. 干潮 / 4WDのみ横断可能
3. 満潮 / 横断禁止
4. 危険 / 横断禁止

CROCODILE SAFETY(クロコダイルの危険性)
危険。このエリアにはクロコダイルがひそんでいます。クロコダイルの襲撃でケガをする、もしくは死にいたることがあります。
ー水辺には近づかない
ー水の中に入らない
ーボートの離着岸には最大の注意を
ー水辺で魚を洗わない
ーすべての魚類と残飯を手元におかない

b0021108_1164378.jpgこの時のEast Alligator Riverの水位は「1」の状態で、写真のように石が積み上げられた堰を見る事ができた。水位は約5~6cmだった。この川でも釣りをしていた人が川をのぞきこんだ時にパックリとクロコダイルに頭を食べられて即死したとカウンシルの人に聞かされた。
北部アーネム・ランドのコミュニティを車で訪れるということは単なる一人旅の領域を越えたよりアドベンチャーに近い、危険の伴う行程になることがあるという警鐘を鳴らしたい。
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by earth-tube | 2004-11-04 11:08 | Arnhem Land全般
北部アーネム・ランドへ
僕はNgukurrへむかう前にNLC(Northern Land Council)にOenpelli、Maningirida、Ramingining、そしてYirrkalaを訪れるための許可の申請を出していたが、車を失った僕らはレンタカーをしてアーネム・ランド北部のコミュニティを訪れることにした。

10日後に戻り、その後僕と長谷くんはアウトステーションに移ったMr. Yidakiman「Djalu' Gurruwiwi」に会いに飛行機でYirrkalaへ向かうことになります。これで今回のメインの予定は終了ですが、Belyuenコミュニティのディジュリドゥの名手Nicky Jorrockに会うためにその後の時間を費やそうと思っています。

僕と長谷くん、出口くん、そしてKatherineのディジュリドゥ・メーカーとして名高いBill Harneyの所でディジュリドゥ製作をしてCoco'sに帰って来たノンくんの4人でこりずに再度アーネム・ランドへ。今度はもちろん細心の注意を払って。また10日後にアップします。
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by earth-tube | 2004-10-03 17:16 | Arnhem Land全般
アーネム・ランドの旅プラン
今回のアーネム・ランドの旅はいつも訪れる北東アーネム・ランドのYirrkala方面だけではなく、広いアーネム・ランド内の様々なコミュニティを訪れる。それはそれぞれの地域に特徴的なディジュリドゥを自分で演奏したり、アボリジナルの演奏者に吹いてもらったりして、その独自性を少しでも肌で感じたかったという事と、それぞれのコミュニティに存在する日本では知られていないディジュリドゥの名手や職人に会い、彼等と彼等の楽器を紹介したいという目的があるからだ。

プランとしては、林くんが地道に時間をかけて関係を作り上げてきたWagilakクランのRussel Ashleyとその家族に会うためにNgukurrに行き、その帰りにWugularr(Beswick)やBarunga(Bamyili)コミュニティを訪ねるのが一つ。そして現在はアウトステーションに移ってしまったDjalu' Gurruwiwi氏に会うためにYirrkala方面に行く途中に北部アーネム・ランドのOenpelli、Maningrida、Raminginingのコミュニティを訪れるというプラン。そして出口くんを中心に林くんやユージくんが仲良くなったBelyuenコミュニティの天才的ディジュリドゥ奏者Nicky Djarugに会い、Belyuenと関係の深いWedeyne(Port Keats)を訪れる。この3つが今回のメイン・プランになっている。

しかし、広大なアーネム・ランドに点在するこれらのコミュニティを全て訪れるにはセスナの定期便の利用やランドクルーザーなどの4WDカーをレンタルするなどかなり費用がかかる。そこで今回は同行している長谷くんとシェアして中古の4WDを購入することにした。以前オーストラリアを車で旅した時にはFord Falconステーションワゴンを$1500(約12万円)で購入してオーストラリアを半周したので、4WDはいくら高くても$4000(約32万円)くらいで買うことができるだとうとタカをくくっていた。これが後に大きな過ちだったという事に気づくことになる.......
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by earth-tube | 2004-09-22 19:09 | Arnhem Land全般