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カテゴリ:Gunbalanya( 3 )
Indjalak Arts & Crafts
朝一でOenpelliのアートセンター「Indjalak」に向かう。ここを訪れるだけなら簡単に許可がおりるが、一人$13.2(約1,000円)支払う必要がある。一番のりでかけつけたらしく、中に人はいるが入り口は開いていない。裏口にいるアボリジナルのスタッフに声をかけていれてもらう。販売スペースはディジュリドゥやディリーバックを販売しているセクションと樹皮画などを中心に展示しているセクションの二部屋に分かれている。

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表に出ているMako(ディジュリドゥ)の中からKUNBJORRK(GUNBORG)スタイルらしいものを何本か選び出す。一本長い楽器がありこれがいわゆるMoleと呼ばれる楽器なのか?と思い購入した。

b0021108_11364588.jpgそして噂のストックルームを見せてもらえるか聞いてみた。林くんや出口くん達がGunbalanya Open Dayの際に見せてもらった部屋である。乱雑に箱の中につっこまれたディジュリドゥを一本づつ取り出して試し吹きするのは一苦労だ。その大半が演奏用の楽器として成立しなさそうなクオリティだが、数本だけ本当に良い楽器を見つけ出すことができた。

b0021108_11372977.jpg写真はストックルームで異常なくらい細いディジュリドゥにトライするノンくんと長谷くん。結果的に、「Indjalak」では個人的に全ての楽器をキープしたいくらいかなり良いセレクションができた。在庫がいっぱいあって手に入りやすくても、これだけの量の楽器から選出されたディジュリドゥは逆に非常に貴重だと思う。

今後「Indjalak」を訪れる観光客は増えていくだろう。そして観光客クオリティの演奏される必要のない楽器と、現地の演奏者が好む楽器との二極化がより進むのかもしれない。そうなれば今以上にGunbalanya周辺の演奏スタイルを学びたいビギナーが、ここでいい楽器を手にすることが難しくなるのは必然だ。このアートセンターでディジュリドゥを選ぶのは一番大変だった。

郵便局からの発送を依頼して、次の目的地であるManingiridaを目指す。
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by earth-tube | 2004-11-04 11:41 | Gunbalanya
魚コラボレーション
b0021108_11284655.jpgブーンという音が大音量で鳴り響いていて一体何事かと目を覚まし、音の鳴る方へと歩いていくとその音は木の花にむらがる何千何万というミツバチの羽音だった。岩に囲まれて音が反響して猛烈に大きな音になっているのに全く動じることなく眠っている3人の神経の太さに感心しつつも、起きるまでやることもないのでウォーターフォールでYidakiを吹くことに。
b0021108_11302830.jpg水際には網ですくえば簡単に数十匹とれるんじゃないかと思うくらい魚が溢れている。それをねらう鳥がその上空で輪を描きながら飛んでいる。生命力に溢れた泉だ。トゥーツを一発ポーンと吹くたびにバシャっ!と魚が飛び上がり、ウォーターフォール全体の水面を巨大な手でたたいてならすドラムのような音がした。魚とシンクロした音楽だ!
岩壁にむかって吹いていたので随分響いていたらしく、車の所まで戻るとみんな起きて昨日の晩たき火を消した後にアルミホイルを巻いて砂の中に埋めておいたジャガイモを食べていた。
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by earth-tube | 2004-11-04 11:31 | Gunbalanya
Gunbalanya(Oenpelli)へ
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深いブッシュと切立ったゴツゴツとした岩肌という印象のKakadu国立公園から、East Alligator Riverを渡れば視界をさえぎるのは遠くに見える岩山だけで、360度だだっぴろい平原が目の前に広がる。このサバンナのような広さがOenpelliを最も印象づける光景だ。

アーネム・ランドの他の地域では見られないこのOenpelliのランドスケープをカメラにおさめてやろうと車を止めて、カメラをむけるがどうやってもただ広いこの風景をうまくとれない。ニジニジしながらあちこちにカメラをむけていると1台のランドクルーザーが通りがかって僕らの車の横にとまった。教師らしき白人男性が運転席に座り、7-8人のアボリジナルの少年達が「水くれ!水」といってきた。猟銃を手に持ち、今からカササギガンという鳥を狩りに行くのだという。そして水を奪ったまま少年達をのせた車はOenpelli方面へと消えていった。

b0021108_11244975.jpgOenpelliに着いた時には夕方前で泊まる当ての無い僕らはアートセンターの前で途方に暮れていた。その時あの子供達のランクルが目の前を通りがかり、キャンプしてもいい所を教えてもらった。コミュニティから4-5km離れたウォータフォールで、非常に美しい場所だった。雨期には川ができるようだが、乾期のこの時期には滝の水も枯れて滝壺に小さな池があるだけという状態だ。


b0021108_11333545.jpgレンタカーの快適さとすばらしいロケーションにすっかりリラックスして、ブッシュファイヤーにならないように気をつけながらたき火をし、一晩中みんなでYidakiの練習をしていた。

写真はあまりの気持ちよさに完全にあちらの世界へ行ってらっしゃる出口くん。
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by earth-tube | 2004-11-04 11:26 | Gunbalanya