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リサーチ・ページが更新されました!
随分お待たせしていた、リサーチ・ページの一部を更新しました。

Djallu Gurruwiwiの伝記 by Guan Lim
北東アーネム・ランドの天才的Yidaki奏者Djalu Gurruwiwiの半生を、インタビューをもとにふりかえる。Yolngu語の中でもDhanguに卓越したGuan氏だからこそ作ることができた、すばらしい内容です。

シリーズ講議:アボリジナル文化と社会 by 松山利夫
今後、年3〜4回ペースで行われるイベント「Yidaki Vibes Earth」で行われたシリーズ講義の第一弾の内容をアップしました。11/28(sun)に第2回が開催されます。アボリジナル文化をわかりやすく解説しながらも、よりディープにつっこんだ内容を紹介。

ヨルングの宇宙論とアイデンティティ by Peter Lister
北東アーネム・ランドのアボリジナル「Yolngu」の持つ観念を、かなり掘り下げた小論。単にカルチュアルな側面を越えた、哲学的内容への考察が深い。読ませる内容です。
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by earth-tube | 2004-11-21 22:47 | Earth Tube更新情報
11/28(sun) Yidaki Vibes Earth Vol. 2
民博の松山教授を招いて、アボリジナル・カルチャーの講義など、ディープにカルチュアルな側面を掘り下げるワークショップ『Yidaki Vibes Earth』の第二弾が開催!!

今回は、東京からDinkum Aussie倶楽部のTets-Jによる『ガーマフェスティバル報告記』、アメリカからスティーブン・ケントが来日し、ワークショップを行う。要予約。

11月28日(日)

KansaiBlow-out presents
〜YIDAKI VIBES EARTH Vol.2〜
Learn & Feel Through Didjeridu

場所:大阪市立青少年文化創造ステーション(KOKO PLAZA)4F 講義室
 ■JR京都線(東海道本線)「新大阪駅」下車、東口(南側)より南東へ徒歩約5分
 ■地下鉄御堂筋線「新大阪駅」下車 中改札より東へ徒歩約10分
   〒533-0033大阪市東淀川区東中島1-13-13 TEL.06-6370-5421
   http://www.kokoplaza.net/

Ticket:2,000yen
Open:13:30 / Start : 14:00

内容
1. ディジュワークショップ

  講師 スティーブン・ケント

2. 2004ガーマフェスティバル報告会
  講師 哲J

3. アボリジナルの文化と社会 シリーズ講義 第二回
 「ヒーローはどこからきたのか? -神話について-」

  講師:松山 利夫教授(国立民族学博物館)

4. ディジュリドゥ ライブ・パーティー(18:00〜)
  場所:Sound Cafe SEA STAGE

ライブのみの参加の方は無料です。各自飲食代が必要です。

予約&お問い合わせ:ミュージックアイランド 
          Tel 090-9713-4363 Fax 06-4397-5517 
          live-info@musicisland.jp
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by earth-tube | 2004-11-20 01:25 | ライブ・ワークショップ情報
Old Gunbalanya Didjeridu
b0021108_23383983.jpgこの2本のMago(Didjeridu)は、ダーウィンで購入したもので、お店の話によると80年代のGunbalanya(Oenpelli)のものらしい。レア!

厚みは薄めで、ビーズワックスは完全に硬化している。音量は大きくないが、音の質感はその薄さのためか、倍音がボワーンと広がり、Belyuenや、60年代のOenpelliのサウンドに近い。

この2本のオールド・ディジュリドゥも、Earth Tubeのディジュリドゥ・ページで販売される予定です。

お問い合わせは、info@earthtube.comまで。
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by earth-tube | 2004-11-19 23:51 | 新入荷 Didjeridu
帰国しました!
やっと帰国しました。バックパック2個とディジュリドゥ3本を持って関空から帰国し、部屋に入ると、先に送っておいたディジュリドゥが大量にある......。おいおい、これで全部か?よく見るとまだYirrkalaの分が届いていない。それでもかなりの量の楽器だ。

とりあえず、梱包をとく。「あ〜、これこれ」という感じで、いつも楽しい瞬間だ。けれど、今回はバリから続いていた下痢に加え、急激な寒さのために風邪をひき、しかも長期の旅から帰ったら恒例の猫アレルギーが出て、すっかり二日間寝込んでしまった。

今後アーネム・ランド各地で購入してきたディジュリドゥを、ディジュリドゥの販売ページにアップしていきます。またYirrkalaで購入してきたYidakiが届けば、すぐに紹介していきたいと思います。お楽しみに。
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by earth-tube | 2004-11-19 22:58 | Earth Tube更新情報
Gunbalanyaの新入荷Didjeridu
b0021108_22131983.jpgGunbalanyaのアートセンターのストックルームから選び出された5本のDidjeridu。かなりの本数から、たった5本を選ぶのは本当に大変だった。

一番右は、いわゆるMoleといわゆるタイプの楽器ではないだろうか。このようなタイプの楽器はアートセンターには少なく、この楽器はリファレンス用としてEarth Tubeで紹介されます。

特に、一番短いDidjeriduは、音の鳴り、音質、吹きやすさともにかなりグレードが高い。塗られているオーカーの質感から4−5年以上はたっていると思われる。全ての楽器の音質は非常に良く、オーカーペイントが美しい。

このGunbalanyaでの楽器のセレクション状況の詳細は、このWeblogのカテゴリのGunbalanyaをクリックしてください。

お問い合わせは、info@earthtube.comまで。
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by earth-tube | 2004-11-19 22:23 | 新入荷 Didjeridu
Maningridaの新入荷Didjeridu
b0021108_21503322.jpg全てManingridaのエルダーAmbrose CameronによるDidjeridu。Maningridaコミュニティのアートセンターの全在庫100〜150本全てをチェックし、その中から厳選された7本です。

この7本は、セレモニー用にキープされていた2本のAmbrose CameronのDidjeriduの内、短い方のよりKunbjorrkスタイル向きの楽器に近いテイストのものを選びました。いずれもハイキーで、舌と喉の動きに合わせて倍音が動きやすい。

逆に低音にどっしり感はない。60-70年代の、若い頃のブラナシのサウンドに近い感じのグルーヴ感が出しやすい。

ManingridaでのDidjeriduのセレクション状況は、このWeblogのカテゴリ内のManingridaをクリックしてください。どういう風に選ばれたか、日記形式で書かれています。

お問い合わせは、info@earthtube.comまで。
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by earth-tube | 2004-11-19 22:11 | 新入荷 Didjeridu
Beswickの新入荷Didjeridu
b0021108_21373168.jpg今回2度に渡ってBeswick、Mataranka、Katherineを訪れて購入したMago(Didjeridu)です。いずれも吹きやすさや、BeswickのKunbjorrk(Gunborg)の演奏スタイルに適した楽器を選びました。

一番右端のMagoは、Francky Laneによって製作され、Mickey Hallによってペイントされた。この楽器の製作過程は、写真で記録され、今後Earth Tubeのリサーチ・ページで紹介されます。

それぞれのサイズ、音程、料金が決まりましたら、先にこのWeblogで紹介し、その後サイトにアップされます。

お問い合わせは、info@earthtube.comまで。
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by earth-tube | 2004-11-19 21:49 | 新入荷 Didjeridu
ブッシュの中へ
Mitchinの運転する車で一路Belyunen方面へ。コミュニティを通り抜け、標識も何もない脇道へと入って行く。舗装されていないダートロードだ。道の行き止まりには、フェンスがあり、「Private Property(私有地)」と書いてある。フェンスのゲートを開けると、車1台だけがギリギリ通れる細い道を通って、その先にMitchinの家があった。

b0021108_1775650.jpgまず、リビングの彼自慢のコレクションの前に通された。一通り吹かせてもらう。おもしろい!製作者のねらいを感じる。「この楽器はあのサウンドのために」という意図が、アボリジナル的である事に驚かされ、「この人、好きやな」というのがわかる。

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中でもNicky Jorrockが気にいっていたという楽器を見せてもらい、それを吹いてNickyのポイントを探る。唇のタイトさはなく、ボワッと広がる倍音が一番印象的だ。この広がり感が、GUNBORGやYolnguのスタイルとは全然違う。楽器は短く、マウスピースの口径は大きく、蜜蝋でかなりうめてある。写真はそのNicky好みのディジュリドゥ。

b0021108_17113268.jpg僕はこの楽器以外にもプレーンのものを1本、長谷くんと出口くんもそれぞれ1本ずつ似たテイストのものを購入した。なんといったらいいだろうか、まず誰も見向きもしないルックス、そしてサウンド的に似たものがあったとしても、吹き心地が同じ感じの楽器というのは以外に探すのは難しいかもしれない。Mitchin自身の演奏もすばらしく、特にNickyの演奏スタイルに関してはかなり熟知していた。

b0021108_1713851.jpgそうこうする内に、Mitchinの奥さんが帰って来た。Wild Parkで働いているらしく、ワラビーの赤ちゃんを3頭それぞれ袋に入れて帰って来た。広大な土地の中で、のんびりと暮らす二人が少しうらやましかった。


Mitchinのディジュリドゥを吹くことで、先日Nickyに会い、教えてもらい、それでもわからなかったNickyのポイントが少しわかった気がした。Nickyとの出会い、Mitchinとの出会い、それを紹介してくれた出口くんに感謝!ありがとう。
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by earth-tube | 2004-11-19 17:13 | Belyuen
3cm!!!
b0021108_222015.jpg夜にMandorhaに着いた僕らは、かなりの腹ペコだった。旅の終わりが近づいて、ジリジリ生活をする気などさらさらない僕らは、部屋をとり、そして以前に出口くんが食べたという噂のビッグ・ステーキを注文した!写真でそのすごさが伝わらないのが残念だが、なんと厚み3cmで、「わらじのようなステーキ」とはこの事だ。今までで最も巨大な肉を食べた、いや、喰った。写真は尋常じゃないほどの笑顔の出口くんと、長谷くん。しかしこの二人、メガネ、T-シャツ、スマイル......コピーロボット!?
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ビールを飲み、明日にはMitchinに会えるかどうかわからないのに、なんとなく会えるような気がして、泥のように眠った。

次の日目覚めると、長谷くんと出口くんはまったく起きる気配がなく、カーテンの隙間からのぞく空は、今にも雨の降りそうな曇天だった。二度寝する気もおきず、Yidakiを持ってビーチに向かう。サンドフライにさいなまれながら、ひたすらYidakiを吹く。

波の音にまじって自分の音がよくわからない。目をつぶり、自分のサウンドに意識を集中させる。耳が自分の内側に研ぎすまされて行く。2時間くらいたっただろうか、後ろから声をかける人がいる。Mitchinだった。
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by earth-tube | 2004-11-19 02:05 | Belyuen
異能のディジュリドゥ・メーカー「David Mitchin」
b0021108_1361729.jpg日本人で「David Mitchin」の名を知る人は皆無だろう。彼はいわゆるノン・アボリジナル的指向性に全く関心を示さない、アボリジナル・ミュージックをこよなく愛し、尊敬し、学ぶ、ディジュリドゥ製作者だ。御年50才は越えていると思われるが、彼の伝統的な演奏スタイルやそのサウンドに対するバイタリティと、造詣の深さはこちらがあきれる程である。彼に会うために再度フェリーにのってMandoraに向かう。

b0021108_1374166.jpg彼はCox半島のBelyuenコミュニティ付近のブッシュの土地を買い、奥さんと二人でブッシュの中に家を立てて暮らしている。自然、NickyをはじめBelyuenコミュニティの面々とはかなりの仲である。写真にあるように、彼のディジュリドゥは全て、かなり凝ったRarrk(クロスハッチ)や、Mimiスピリットなどがオーカー(顔料)でペイントされている。驚く事にこれらは全て、彼自身によるペイントなのだ!

ノン・アボリジナルが、ほぼアボリジナルと同じようなペインティングをディジュリドゥに描くという事は、ある種冒涜とも思える行為だが、彼の場合は何か違った印象を受ける。それはMitchinが、アボリジナルの音楽と文化を深く愛し、彼等をリスペクトをしているという事を感じるからだろう。実際、今まで出会ったノン・アボリジナルのディジュリドゥ職人の中でも、最も伝統的な演奏スタイルに興味があり、そしてそのサウンドが近い!しかも、アボリジナル音楽のカセットとCDのコレクションがあり、それをかなり聞きこんでいる。

今回、Wanggaスタイルの天才的ディジュリドゥ奏者Nicky Jorrockに出会えたのも、Mitchinのおかげで、Pinecreekのディジュリドゥ・フェスティバルで出口くんが彼と出会ったのが全てのはじまりだった。

また彼の最も評価されるべきは、ディジュリドゥを作らなくなってしまったBelyuenコミュニティの人々に無料で自分の作ったディジュリドゥを提供しているという所だ。彼はNickyからディジュリドゥの演奏方法を学び、彼の演奏するディジュリドゥのツボを理解している。非常に希有なノン・アボリジナルのディジュリドゥ職人だといえる。
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by earth-tube | 2004-11-19 01:37 | Belyuen