<   2005年 12月 ( 5 )   > この月の画像一覧
White Cockatooのジャパンツアーの予習
b0021108_026436.jpg中央アーネム・ランドのManingridaからやってくる「White Cockatoo Performing Group」。一体彼らはどんなパフォーマンスをするんだろうか?ここ数年北東ア−ネム・ランドのヨォルングのアーティストが来日することが多く、「あんな感じかな」と想像する人も多いだろう。場所が変われば、言葉も変わり、その音楽や文化も違う。
またデビッド・ブラナシがWugularrに住んでいた事からManingridaコミュニティと言われてもピンと来ないかもしれない。けれどデビッド・ブラナシも彼のソングマン「Djoli Laiwanga」も元は中央アーネム・ランド出身なのです。来日するWhite Cockatooの歌のほとんどは前述にDjoliが作曲したBungallin-bungallin GUNBORRK(KunbjorrkやGunborgなどと綴られる)という音楽です。下記にそのおすすめ音源を紹介しておきます。


Tribute AlbumTHE WHITE COCKATOO PERFORMING GROUP
The David Blanasi Tribute Album 1998-2001
CD 2,200yen
今回来日するディジュリドゥ奏者「Darryl Dikarrna Brown」の音が入っている唯一の音源。他にもDarrylが師事したマスター「David Blanasi」の後期の音を聞くことができる。ワークショップを受ける人はマスト!

>>詳細を見る


Didjeridu MasterDAVID BLANASI
Didjeridu Master
CD 2,200yen
Kunbjorrk(Gunborrk)スタイルのマスターDavid Blanasiの音をあますところなく、収録したアルバム。晩年のルーズでリラックスしたそれでいてパワフルなサウンドを聞くことができます。

>>詳細を見る


Les AborigenesLES ABORIGENES
-Chantes & Danses de l'Australie du Nord-
CD 2,600yen
1979年フランスのライブ盤。CDで唯一Djoli LaiwangaとDavid Blanasiのコンビで演奏されている音源で、すさまじい演奏を聞くことができます。ライブ感たっぷりで日本公演もこんな感じになればいいな。個人的にはBlanasiの音源で一番好きなCDです。

>>詳細を見る


Les AborigenesARNHEM LAND POPULAR CLASSICS
-1961 Field Recordings of Traditional Singing & Didjeridoo by Australian Aboriginal Elders-
CD-R 2,499yen
Blanasi最古の音源を3曲含む61年録音のコンピ。いずれもすばらしい内容の西アーネム・ランドの音源で、名曲を多数収録しています。現存するLPからのオフィシャルCD-Rです。

>>詳細を見る


Les AborigenesMUSIC OF ABORIGINAL AUSTRALIA
カセット
1,650yen
パプア・ニューギニアで行われた「South Pacific Festival」の際に録音されたライブ音源。クレジットは無いが記録からおそらくデビッド・ブラナシの演奏が収録されている。

>>詳細を見る





地図Earth Tubeでは録音地域ごとに音源をまとめた「Didjeridu Tracking Map」を閲覧できます。各エリアの音楽的特徴やディジュリドゥの演奏スタイルなど簡易的な説明もあります。

音を聞くことでそのエリアのアボリジナル独自のイメージや独特な雰囲気などが自然とわかってきます。
[PR]
by earth-tube | 2005-12-20 01:08 | ライブ・ワークショップ情報
White Cockatooのワークショップが決定!
b0021108_21571634.jpg

伝説のディジュリドゥ・マスター「David Blanasi」のグループ「White Cockatoo Performing Group」が来日決定! Blanasiの後継者「Darryl Dikarrna Brown」によるディジュリドゥのワークショップが6/3(土)に大阪で決定。限定20名+見学で、ディンカム・オージー倶楽部主催のツアーですが、大阪のみEarth Tubeが中心となり、オーガナイザーとして出口晴久GORI、英語とヨォルング語が堪能な通訳として林靖典、スタッフはブラブラ日記にも登場してくるユウジ、ノンくん、カンチくん、長谷くんなど濃いメンバー、そしてスーパーバイザーに国立民族学博物館の松山利夫教授を迎え、より濃厚かつ、お気楽に特別ワークショップを展開する予定です。

来日メンバー:
Darryl Dikarrna Brown(Didjeridu Master)
Tim Kalakala(不明)
Marshall La la Wi Campion(Assistant Songman)
Mick Marrawa England(Dance Captain)
Wayne Kalakala(不明)

収益は全てアーティストに還元されるノン・プロフィットなイベントです。現在、大阪府内でのんびりできて気持ちのいいスペースを探しています。お心あたりがある方はドシドシこのブログに書き込んで下さい。その他、ワークショップについてのお問合せやご提案もお待ちしています。
[PR]
by earth-tube | 2005-12-19 22:09 | ライブ・ワークショップ情報
お気に入りディジュリドゥ第二弾!
【Ngongu Ganambarr】
Djaluのイダキのようなダイナミズムに加えて吹きやすさのある名品。
NG-0302
ドローン : D#  トゥーツ(ホーン) : F#
長さ : 140.5ccm
重量 : 4.6kg
マウスピース内径 : 2.7-3.2cm
ボトム外径 : 10-11cm
価格 : 84,000yen

Djaluのイダキのようなダイナミズムとフル・サウンドの音質がすばらしく、しかも吹きやすいNgongu作のトップ・クオリティのイダキ。

b0021108_17335813.jpg吹いた感じはタイトさよりもダイナミック感を猛烈をまっさきに感じる。舌の動きに合わせてグワッと歪むように倍音がゆらぐあたりにDjaluの作るイダキにも似た感触をおぼえる。幅広い音域に豊かな倍音があり、太くもやわらかい印象です。

音質のすばらしさ、しっかりとした厚みで頑強な作り、ヨォルングらしいマウスピース、正直なんでこの楽器がすぐ売れてしまわないのか店主としては小首をかしげる。

外観上一点だけ左の写真のように陥没部分があるが、これはもともと薄い空洞があったためで、クラックのように割れたものではない。しかもこの部分の厚みはかなりあり、空気もれも全くない。

マウスピース実寸マウスピース蜜蝋つき左が蜜蝋をつける前で、右が蜜蝋をつけた後。本来であればこの唇型のユニークなマウスピースをそのままに演奏してもらう方がベターですが、より吹きやすさを求めてシュガーバグの蜜蝋をつけました。もともと内径最大で3.5cmだったのをほんの少しせばめて3.2cmにすることでかなり容易に吹けるようになりました。

トゥーツへの移動も無理なく、ほどよいバックプレッシャーにささえられて簡単にダイナミックな演奏を可能にするイダキです。オールマイティーに吹けるおすすめの1本です。

質問・お問合せはブログに直接お書き込み下さい。逐一ブログで回答いたします。もちろんメールでも承ります。

この楽器の詳細を見る


[PR]
by earth-tube | 2005-12-13 17:57 | 店長の日記
お気に入りディジュリドゥ第一弾!
【Mirarra Burarrwanga】
Mirraraのかなりヨォルング的なエッセンスがつまったイダキ
MB-0301
ドローン : E トゥーツ(ホーン) : F
長さ : 157cm
重量 : 4.8kg
マウスピース内径 : 2.8-3.1cm
ボトム外径 : 9-12cm
価格 : 84,000yen

ドップリしていながらも乾いたゴロゴロとしたオールド・サウンドがドープに渋いイダキ。音の質感はDG-G-0503に近い。本気でヨォルングの演奏スタイルを学ぶ人におすすめ!

マウスピース当初、このイダキのマウスピースには蜜蝋がなく、フレア状に広げられており、ヨォルングにとっては少し突っ込んだ状態で吹けるために非常に吹きやすいマウスピースでした。けれど唇をパキッと作れないビギナーにとって大きいマウスピースはつらい。そこでシュガーバグの黒い蜜蝋をつけてサイズをマウスピース内径 : 2.8-3.1cmにすることで格段に吹きやすくなりました。

b0021108_12522355.jpgまた木の質感が硬く、乾燥し、カリッとした感じだったので仙台のDidgitalvibesの喜秀さん(右の写真参照)に特別に作ってもらった浸透性イダキ内面保護剤「イダキの母シリーズA」を投与した。

「イダキの母シリーズ」にはA〜Cの3種類あり、ディンカム・オージー倶楽部で販売されている「イダキのお薬」とは別調合のアース・チューブ専用に作ってもらったものです。既にアース・チューブで販売されていますが、詳細のアップはもうしばらくお待ち下さい。

この保護剤を投与したことで、音にハリが出て、より倍音成分が豊かになり、レスポンスも高くなりました。生まれ変わったこのイダキのサンプル・サウンドを是非聞いてみて下さい。蜜蝋と保護剤という調整が加わっても価格は据え置きになっています。

バックプレッシャーが高く、音質的にはかためで、ギュッと倍音成分がコンプレスドされた感じ。それゆえによりヨォルング的な演奏に向いており、ドローンに対する声の混じり方がすばらしい。コンテンポラリー的なものをもとめる人には全く向きません。本気でヨォルングの演奏を学びたい人の手にこのイダキが渡ればなぁと思う。

ヨォルング的なエッセンスにつまった吹き心地で、個人的に学ぶ所の多い楽器でした。質問・お問合せはブログに直接お書き込み下さい。逐一ブログで回答いたします。もちろんメールでも承ります。

この楽器の詳細を見る


[PR]
by earth-tube | 2005-12-02 13:13 | 店長の日記
久しくアップしてないね
先日友人から「ブログまったくアップされてないねぇ」と言われるまで、その存在を忘れていた!今回の旅の内容はすべて出口晴久の「ブラブラ日記」で紹介されるので、ブログの方で重複してもなぁと思い、帰国後もほとんどいじっていなかった。

購入してきた楽器のアップなどもほぼ終わり、残すはイダキの新しい選び方を提案する新プロジェクトのためのページ作りばかりだ〜とばかりにその作業に没頭していて、ブログ放置.......。このままではどうかと思い直し、ブログのみの新企画を考えた。

アース・チューブをはじめて2年目に突入し、楽器の販売をやっていると、「なぜみんなが飛びつかないのかわからない」が、個人的にお気に入りの楽器が結構ある。すごく良い楽器なのに、お客さんのツボにひっかからないのはなぜか? そこがインターネットだけでの販売の穴であり、実際ディジュリドゥは吹いて音を出してみないとその本当の良さはわからない。

そこで、独断と偏見で「コレはイイ!!!」と心から思っている楽器を、現在のアース・チューブの保有しているディジュリドゥの中から週一回ほどのペースで紹介します。
[PR]
by earth-tube | 2005-12-02 12:31 | 店長の日記