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お気に入りディジュリドゥ第三弾!
【Djikanba / Dinyural】

DD-0402
ドローン : D トゥーツF#
135ccm
重量 : 4.6kg
マウスピース内径 : 3-3.1cm
ボトム外径 : 8-9.5cm
価格 : 86,000yen

倍音の質感、唇のまとまり方、音量がバランスよく吹きやすい。ペイントはオーカーで完全にナチュラルな空洞、そして60'sの音源で聞かれるような音質と、非常にクラシックなイダキ

b0021108_004690.jpgこのイダキは左の写真で見ればわかるように非常に厚みがあり、ボトム部分などはノミでけずることもなくノコギリでスパッと切っただけです。マウスピース/ボトム両方どちらからのぞいても内部の空洞はまるで磨いたかのようにきれいに白蟻が食べている。つまり、ブッシュの中でこの木を切り倒した時にすでに鳴る楽器だったという事です。

吹いた感じは、リラックスした状態で自然と唇がまとまり、Dという低さのわりにバックプレッシャーを十分に感じながら、ダイナミックだが音のまとまりのあるやわらかな印象です。60年代の音源の中でも秀逸な「Sonngs from the Northern Territory」シリーズの北東アーネム・ランドの音源で聞かれるような感じの音質と言えばわかりやすいだろうか。
また、トゥーツの音色がポーンと小気味よくドローンから抜け出て来る感じで、トゥーツの音色はあたたかく、簡単に移動できる。意外にこういった音質と吹き心地の楽器は近年少なく、Yothu Yindiのアルバムなどで聞かれるようなモダンなヨォルングの演奏スタイル向きのものが中心のように思える。

ときにDjaluやBadikupaのようなオールドマンが作る楽器の中に似た感じのものを見つけることができるが、こぶりで楽に演奏できる楽器が少ないように思える。そういった意味で、このイダキはかなり渋いツボをついていると思うし、逆に、非常にコアな楽器だなぁとも思う。

b0021108_011513.jpg全体をオーカー(顔料)でペイントしている点もサウンド同様クラッシックな印象を受ける。表面はところどころ、変色して黄みがかっている部分がもともとあるが、それも味。

クラッシックな作り、ペイント、サウンドと非常にユニークなイダキです。60年代の音源などで聞かれるオールド・スタイルを学びたい人におすすめです。
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by earth-tube | 2006-02-10 00:26 | 店長の日記