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いきなりのイダキ・ジャーマ!
体調が悪いせいと、Djalu'のイダキの倍音シャワーをあびたせいで、頭がボーッとしている所に、今度はDjalu'の奥さんのDhopiyaがきて「イダキ・ジャーマ(仕事)だよ」と言うやいなや、冷凍庫から凍った水のボトルを何本も取り出しはじめた。

えーと前の日の晩に下痢と発熱で体調悪いって伝えたよなぁ......。Dhopiyaは「あんたはブッシュの中では無理しなくていいからね!」という一言を残し、すごい勢いでどんどんイダキ作りのツールを車にいれていく。

こういう時のヨォルングはなぜかものすごいスピーディー。普段はかなりの〜んびりしてるのに、なんの前触れもなく急にサァーッとでかけたりするから不思議だ。しかも遅れている人がいるとやけにイライラしたり、その人を置いて先にでかけちゃったりする。

なんの準備もしないまま、ランクルにつめこまれてブッシュへ。

Djalu'の体調がどうなのかなと思って、まずは彼のイダキ・カッティングに同行した。はじめて出会った頃ほどの元気はないものの、イダキに対する情熱は変わらない。自分のイダキのテイストと違うとカットしないし、いいものじゃないと持って帰らない。ただ、この日はなかなか思ったような木に出会わないようだった。

b0021108_1737142.jpg乾期の昼間のブッシュは痛いほどに日差しが強く、ちょうど真上から照りつける太陽が首の後ろをジリジリと焦がす。すべてが乾燥していてあちこちでブッシュファイヤーの後の下火がくすぶって濃い灰色の煙をあげていた。

なんとYothu YindiのボーカルMandawuyの家も今年のブッシュファイヤーで全焼したそうな。
結局この日にDjalu'がカットしたのは1本。次の日にすべてDjalu'自身によってチューニング、サンディングがほどこされ、ペイントも彼自身でてがけた。最近はDjalu'がすべての行程をおこなったイダキを手にすることはかなり難しい。

カット/チューニング/仕上げ/ペイントすべてをDjalu'自身の手によるもので、しかもDjalu'独特の演奏感を猛烈に感じるハイクオリティな作品は貴重である以上に、学びとインスピレーションをいつまでたっても与えてくれるでしょう。

しかし初日からもうれつ........
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by earth-tube | 2007-10-17 17:48 | Yirrkala周辺
イダキ for You 第二弾
Djalu'にスペシャルなイダキをもらって、しかもその後1時間ほどにわたってそのイダキで演奏してくれたので頭がボーッとなっていた所に息子のWiniwini現わる。以前よりもおなかのふくらみが大きくなって、貫禄でてきた!!

たのまれていたタンクトップをあげるとさっそくその場で着てくれたが、XLなのにおなかがギリギリ。イダキだけじゃなく身体もDjalu'に近づきつつあるのか......。そしてWiniwiniからも「はい。おまえのイダキ!」といってノーペイントの理想的なシルエットをしたイダキを手渡された。

1ヶ月前から電話で4−5本作っておいてくれって頼んでたのだが、それでも1本作ってくれてただけでも大感謝!しかも猛烈にWiniwiniっぽい。後日、このイダキはDjalu'が病院に遺体がはこばれてきた時におこなったセレモニーで使用した。そして頼んでいないのにペイントもDjalu'みずからがしてくれた!!!

ボトム部分は使用感たっぷりで汚れと削れた部分があり、そのままの状態にしてあります。後日写真をブログにアップ予定です。
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by earth-tube | 2007-10-16 21:12 | Yirrkala周辺
ベッドの下から出てきたものは.......
b0021108_16294096.jpgDjalu'が今住んでいる小さなコミュニティには家が3軒しかなく、家におさまりきらない人たちは目の前のビーチにテントをはり、その中まで延長コードをひっぱってきて大きな扇風機やらテレビやら電化製品を持ち込んで、わりに快適な生活をしている。

日がな木陰になるベストスポットにテントをたてているとはいえ、真横から照りつける朝日は避けることができないので、朝一にズバッと目が覚める。というより暑くて寝ていられない。キッズ達専用テントに間借りして寝ていた僕は、ボーッと朝のコミュニティを散策しはじめた。

木陰にイスをおいてヨォルング・カップ(800cc以上入りそうなホウロウ製のマグカップ)にたっぷり入ったミルクティーを飲んでいるDjalu'に出会った。まだ寝ぼけてさえないゆるーいトーンで「グッドモーニン〜Djalu'」と声をかけると、「ヨォ、グッドモーニン」と返事をするといきなり飲んでいた紅茶をビシャっとビーチに捨てて、立ち上がり、「ちょっと来い」と言う。

連れて行かれたのはDjalu'のベッドルーム。そしておもむろにベッドの下から1本のイダキを取り出し、「おまえのために一週間前から作って置いてたんだ」と言って手渡された。ノーペイントの木肌のそのイダキは、巨大でずんぐりずっしりとしていて、マウスピースには蜜蝋がついていた。

吹いてみるとえげつなくラウドでまさにDjalu'ならではのサウンド。「ウワ〜、Manymak(グッドという意味のヨォルング語)!」と言うと、Djalu'はニヤリとほほえみながら「インディ(大きな)・パワーだろ?」。イダキ・マスターの最高のもてなしに、病気がふっとぶほど感動した朝だった。

この時吹いた感じD#くらいのディープさを感じていたのだが、その後チューナーではかった所、Fだった!!!!!!!演奏感はEarth Tubeのコレクションページにのっている「Baywara Powerが宿るイダキ」とほぼ一緒だった!!!!!!
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by earth-tube | 2007-10-12 09:50 | Yirrkala周辺
真夜中のジャイアン・リサイタル
おさまらない熱とその原因の不確かさという不安をかかえながらNhulunbuyの空港に到着したのは夜8時。そこにはDjalu'、Dhopiya、そしてヨーチン(Djalu'の娘セルマの子供)の姿が。フラフラながらも最高のテンションで再会を喜び、Djalu'の体調も良さそうなので気持ちが落ち着いた。

今回体調がひどいという事を彼らに伝えるとすぐに寝床を用意してくれ、その日はそうそうに眠りについた。そこかしこでキーボードとたっぷりとエコーのきいた唄が響いている。「あ〜帰ってきたなぁ」という実感とともに、来客があってもおかまいなしの「空き地のジャイアン・リサイタル」ばりにラウドに響きわたる唄声になかなか寝付けない初日だった.....。
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by earth-tube | 2007-10-12 09:16 | Yirrkala周辺
フラフラのケアンズ
ケアンズにつくとその足で病院へ。保険が適用されない場合、医者にみてもらうだけで$60!一度診察してもらって、尿と血液の検査をしてもらうことに。この検査費が$170!日本みたいにすぐに結果がでなくて8時間後に再検診してもらうと、どうもウィルス系だという事しかわからないらしい。

この日の晩ケアンズを出てゴーヴに向かう予定だったので、医療施設のしっかりしているケアンズで薬をもらってできるだけなおしたいという一心で、そのまま帰ろうとするドクターにくらいつく。

「出発前日に食べたおにぎりがどうもあやしかった」と伝えると、食中毒かインフルエンザという診断....。「ってその二つえらい違うがな。どっちやねん!」って聞いても日本の政治家のようなあいまいな返事.....。結局総額$300の診察費と検査費をかけてもらったのが下痢止めと、一般に市販されているパナドルといういわゆる日本のバファリンのような痛み止めだけ。

このくだんのおにぎりの入手経路を話すと長くなるので短くすると。実家の母親が作ったものを友人がもらい、それが偶然大阪市内でその友人にあって手渡されたのだった。まさか身内が作ったものでこんな苦しい思いをするとは.....。もともと胃腸の強いぼくが食中毒になるのはインド以来だった.......。

その後、猛烈な下痢がはじまり、パナドル飲んだら熱がひいたが以前37〜38度をいったりきたり。ふらふらのままいざアーネムへ。
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by earth-tube | 2007-10-11 19:41 | 店長の日記
出発はハプニングから
ひさびさのアーネム行き。いつものごとく出発当日に荷物のパッキング。Djalu'とファミリーへのおみやげと、女性陣へのたばこ(現地のヨォルングはWinfield Blueという銘柄しか吸わない!)を2カートン、録音機材とキャンプ道具をつめこんでいると急にめまいが.......。

おかしいなぁと額に手をやると少し熱い。はかってみると37.5度ある。すでに家を出る予定の時間の1時間前で、20kg以上あるバックパックをかつぎ駅へ向かった。

b0021108_16275115.jpg体調が悪い事を考え2時間半まえに空港に着くように余裕をもって家を出たのだが、JRの踏切がさがらなくなるという事件が発生し、熊取の駅で関空特急を待つこと1時間弱!バタバタしたままチェックインし、飛行機に乗ってしばらくすると猛烈な寒気が襲ってきた。

夏風邪でもひいたのかと思っていたが、のどは痛まないし、鼻水も出ない。ただ猛烈に熱があがってきたらしく、頭の上までスッポリと寝袋をかぶってもまだ寒い!

こ、これはヤバいかもと思い、機内で体温をはかるとなんと39度!!!

Goveにも病院はあるのだが、前回の事故でノーザン・テリトリー州の病院のずさんさにげんなりしていたので、ケアンズについてすぐ24時間対応の病院にかけこんだ。
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by earth-tube | 2007-10-05 14:18 | 店長の日記