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11/28(土)大阪 吹田のみんぱくでの無料イベント
オーストラリアからアボリジナルの人類学者Kadoさんと、オーストラリア先住民研究の第一人者のNicolasさんが来日します!! 

-アーネム・ランド上空の写真。平坦な大地を蛇行する川はアーネム・ランドらしい風景の一つ-

イベントタイトルは「アイヌとアボリジナルのいま」。世界中の先住民の方々を取り巻く環境は日々変化し、政治と歴史の中で翻弄されてきました。その当事者である日本のアイヌの人々と、オーストラリアのアボリジナルの人々の現在について語られる!

ぼくたちは単純に好きというだけでディジュリドゥに触れている。それだけでハッピーなことだけど、先住民の伝統楽器に触れるという行為のさきに、より深くかれらの文化や歴史に触れたいという気持ちが生まれるのは自然なことだろう。

-「チセ」と呼ばれるアイヌの人々が伝統的に使用してきた住まい-

他民族の文化を心から受け入れ、学ぶ、そのことがよりオープンな考え方や意味不明な先入観をなくし、真摯にぼくたちがやっている楽器、ディジュリドゥに向きあうきっかけになるんじゃないかなと思う。

オーストラリア研究の第一人者と、先住民であるアボリジナルの人類学者、そしてぼくらが住む日本の先住民アイヌの人たちの生の声を聞いて何を感じるのか? 28日みんぱくのイベントはなんと無料!当日の先着順なんでぜひ早めに足を運んでみてください。


●Kado Muir MR.(ケイドゥ ミュア)
アボリジナル文化遺産研究コンサルタント所長(在パース)

西オーストラリア州の先住民アボリジナル(アボリジニ)の1グループNgalia の人。Leonora生まれ。Ngaliaの言語と固有の文化に精通したアボリジナル・アーティストでもあり、人類学者でもある。


●Nicolas Peterson Mr.(ニコラス ピーターソン)
オーストラリア国立大学考古学人類学部教授

オーストラリア国立大学考古学人類学部上級講師(リーダー)を長年にわたって務め、2004年より現職。オーストラリア先住民研究の第1人者。大ブリティンならびにアイルランド王室人類学会から応用人類学の研究にかかわって「ルシー・メイヤー・メダル」を授与される(1999)。最近のおもな研究分野:先住民アボリジナルの海洋と土地の所有システム、先住民と市民権の問題、ワルブリ集団がもつ「ソングサイクル(歌の筋道)」とその人類学的研究など。

>>くわしくはコチラ

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by earth-tube | 2009-11-10 12:52 | ライブ・ワークショップ情報
楽譜とディジュリドゥ
最近、「ディジュリドゥを楽譜にする」ということでいろんな人から相談を受けた。今までにディジュリドゥの演奏が楽譜にされた事があるのか?また、そこから発展して楽譜にのっとった演奏が今までにされた事があるのか?

いろいろややこしいので僕の知ってる範囲でまとめてみることにした。

まず、「ディジュリドゥの演奏と楽譜」に関しては主に50~60年代に様々な民族学者・音楽学者たちの手によってなされてきたみたいです。数多くのフィールド録音を残したAlice M. Moyleや、自身もディジュリドゥを演奏する音楽学者「Trevor A. Jones」らによるものが現在でも残っています。 

ミュージシャンが自身の曲を作って発表するようなものではなく、伝統的なアボリジナルの音楽を調査・研究する中でかれらの音楽を譜面化していったようです。中でもTrevor A. Jonesは異色で、自身も伝統的なディジュリドゥの演奏方法にトライし、そのサウンド、リズムまでかなりの所までつめよっている!

音源として現在では入手困難になっている「The Art of the Didjeridu」というレコードが60年代に発売されており、なんとA面にはJones博士自身が様々な地域の伝統的なディジュリドゥの演奏をしている。そしてB面には彼がフィールド録音したアボリジナルの唄と踊り、ディジュリドゥソロなどが録音されている!

こういったものが発売される以前にそのリサーチは進められていて、論文などの形で発表されているだろうから、ディジュリドゥの譜面化が世界ではじめておこなわれたのはおそらく50年頃じゃないだろうか?

The Art of the Didjeridu
Artist/Collecter: Trevor A. Jones(Recorder)
Media Type: LP
Area: 西・中央・北東アーネ・ムランド
Recorded Year: 1960年
Label: Wattle Recordings
廃盤

>>詳細を見る
ディジュリドゥ研究のオリジネーター的存在Trevor Jones博士による演奏に加えて、アボリジナルの秘密の儀式の抜粋などを含んだ「開眼の一枚」。




「楽譜にのっとったディジュリドゥの演奏」については実はすごくあいまいだ。ディジュリドゥの演奏を西洋音楽に取り込んで演奏されたという例なら、1971年に録音された「Adelaide Wind Quintet with George Winunguj」というLPがある。

現代音楽を演奏するクインテット(四重奏)に、アボリジナルのディジュリドゥ奏者George Winungujが加わるという形で演奏されたこのレコード。はたしてGeorgeに譜面を渡して「これでよろしく」なんて言って演奏されたとは思えない。録音をきいた感じ、ほとんど即興演奏的なものじゃないかなと思う。

Adelaide Wind Quintet with George Winunguj(Didjeridu)
Media Type: LP
Area:Goulburn Islands(北西アーネム・ランド)
Recorded Year:1971年
Label: EMI
廃盤

>>詳細を見る
現代音楽の中に西部アーネム・ランドのアボリジナルのディジュリドゥ奏者を入れて演奏するという初の試みを収録した記録的価値の高い作品。前衛的なアプローチで挑んだ意欲作。




その後もおそらく自身のディジュリドゥの演奏を楽譜に置き換えて作曲し、それを演奏するということは世界中のディジュリドゥ奏者の中でためされてきたことと思う。そのため、「楽譜にのっとったディジュリドゥの演奏」という点では不確かなことしか言えないのが現状だ。

先日、ある音楽学者さんと話をする機会があった。西洋音楽的な観点で「作曲とは旋律をともなうもの」らしく、そういう見方で見るとディジュリドゥソロというのは作曲にならんらしい!(衝撃的)

西洋音楽的な作曲の観点からすると、「ディジュリドゥは効果音、もしくは太鼓のようなリズム楽器」という考え方があたりまえだそうな!(さらに衝撃的)

「じゃ、じゃ、ジョン・ケージの『4分33秒(ピアノの前で無音ですごす、音楽=音を鳴らすという常識をくつがえす歴史的作曲)』はどうなるの?」ってきいたら、「それは芸術としてとらえられている」とのこと.......。

世界ではぼくらが考えている「作曲」とはまた違った観点で「作曲」をとらえているんやなぁ!と猛烈に驚いた!! これは出会いなので、ぜひ音楽学者の先生にいろいろ聞いて勉強したいなと思った出来事でした。
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by earth-tube | 2009-11-06 20:53 | 店長の日記
ヨォルングのプライベートイダキ「UY-0801」の修理 3
まずはアーネム・ランドから持ち帰ったイダキの切れ端をけずって、ライトブラウン、ブラウン、レッド、ダークレッドの4種類の木屑を作る。この作業がやけに大変で、グラインダーで削ると飛び散って集めるのが大変なので、ヤスリで手作業で削っていく。

おおまかに白太と赤身にわかれているが、その中でも色の濃淡によって4種類の色見のパウダーを作った。

まずは付着面にエポキシボンドだけを軽くぬって、食いつきをよくした所にパウダーを混ぜたエポキシを盛っていく。この作業が一番大変で、やわらかく流動性のあるエポキシボンドを成形するのがすごく難しい。特に、ホールの修理の場合はイダキの中にエポキシが流れこまないように細心の注意をはらいながらの作業になる。

また速乾性のものだと木への食い込みが弱く、木の伸縮にたえる硬度ではないため、コニシボンドの開発の人と相談してイダキにベストなエポキシを使用。加工するのに必要な状態になるまで乾燥するには時間がかかるが、これが今の所一番しっくりきている。

上の写真は乾燥した状態。どうしても気泡が入ったり、ある程度の塗りムラができてしまうが、再度上から塗り直してから最終的に仕上げに入る。あとは余分な所をヤスリで削って、サンドペーパーでまわりとなじませて、仕上げるだけ!
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by earth-tube | 2009-11-06 14:09 | ディジュリドゥの修理
凄腕ディジュリドゥ奏者が集まる年一度の満月祭
天然肉体詩人 藤條虫丸プロデュース
『えにし庵・感月祭2009』 11月3日(火・祝日/満月)


ー音に酔い 舞に酔い 時に酔い 空に酔う

 えにしの庵で日がな一日 ARTの宴ー


ぼくの友人の3人のディジュリドゥ奏者が出演するイベントが11/3にあります。富山県からHIDE190C.T.M.、大阪で古くからディジュリドゥを演奏されている三上さんのバンドAvalon Spiral、飛騨のディジュリドゥ宇宙人Yossieが在籍するビッグバンド生活サーカス。

日本でも有数のディジュリドゥ奏者が舞踏家とセッションしたり、自身のバンドを率いてライブをしたりと濃ぃぃぃぃい内容なのに、その空間と雰囲気はマッタリとした心地いいんです。

ぼくも何度か足を運んだんですが、四条畷の住宅街の中にひっそりとたたずむ「えにし庵」の敷地内にはいると、急に山奥の山小屋に来たんじゃないかと錯覚するほどこの日一日別世界へトリップできます!

はじめてだとアクセスがほんとややこしいので、Google Mapで検索してから行ってくださいね。


<日 時>
一日    Adv : 4,000yen / Door : 4,500yen
18時以降 Adv : 3,000yen / Door : 4,000yen
 
開場:14:00 開宴:14:30

<音楽家>
HIDE190C.T.M.(Yidaki Japan)、Avalon Spiral Band、せいかつサーカス、福本卓道(尺八)、南澤靖浩(シタール)、出口煌玲(龍笛・篠笛)、Sarah(タンプーラ他)、Aki-ra Sunrise(水的打楽器)、ノブトウマサザネ(パーカッション)、ぺ・スーヨン(唄)、佐野眞紀子(唄)、MAYA(唄)、など

<舞踏家>
藤條虫丸、橡川キョウ、坊内由香、平松麻衣、鳴海姫子、姫ひょっとこ、たいち利枝、望月幸海、金亀伊織、牧桃子、高谷美也子蝶々、MAYA、デカルコ・マリィ、佐野眞紀子、神原くみこ、など
       
<ワークショップ>
・椿庵のあんま教室
・藤條虫丸ワークショップ「天然肉体市民講座〜呼吸とリズムで動く」

<場 所>
四条畷・えにし庵
大阪府四條畷市南野2-6-3

<ご予約・お問い合わせ>
090-4474-3791(虫丸事務所)
090-4766-7892(金亀)
090-1898-9899(三上)
JCDN ダンスリザーブ  http://dance.jcdn.org/
藤條虫丸公式URL  http://www.notus.dti.ne.jp/~mushimal/

<イベント公式ウェブサイト>
http://www.hakutaku.com/art/mlc/
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by earth-tube | 2009-11-01 14:42 | ライブ・ワークショップ情報