イダキの買い付け
今日は最終日。いつも日があがって誰かが起きだしてから目が覚めるのだが、今日は身体がチクチクするので目が覚めた。服を脱いでチクっとした部分に触れると、なにかがプチっとつぶれた!

電気をつけて見てみると、なんとシロアリ!

寝る時は寝る時でハエがたかってねずらいのに、シロアリに起されるとは!!!

シェイプを終えたイダキに、木工用ボンドを塗ったまま屋外に放置すると夜露で乾燥しないので、昨日Djalu'が作ったイダキを自分の部屋に取り込んで、木工用ボンドを塗り忘れたボトム部分に塗って、部屋においていたのだが、どうもそのイダキから出て来たらしい。

何度も水を注いだりしてたのになぁ.......。

今日は滞在中に行くはずだったアートセンターに出向き、イダキをチェック。

行ってみると、在庫数はかなりのものだが、なかなかいいのがない。ブルースのイダキに光るものが数点あったので、まだ値段は決まっていなかったが、キープさせてもらった。

子供たちが使いまくったイダキの中にも2本めっちゃ鳴らしやすいのがあり、それも購入した。こういうので日々練習したらすーっと導かれるようにイダキの基本がわかるんやろうなぁ。

在庫しているすべてのイダキを鳴らし終え、楽しさで忘れていたが、唇のまわりはなんかイガイガ、ヒリヒリしている。

お昼に近くの売店でハンバーガーとスプライトといういかにもジャンクな組み合わせのものをほおばってると、子供から大人までいろんな人が来る。雑談してると、Bapuru(葬儀)で使ったイダキを持っているというヨォルングがいたのでついて行くことに。

浜辺の方にある小さな橋を渡った向こうに連れて行かれ、家の軒先に座っていると、「あぁ、おまえまたきてんのか?」と話かけてきた長老がいた。しかもぼくの名前も知っている!

どうも昔スキービーチに住んでいたらしく、何度もみかけたらしい。こういう時、こっちが知っていないとすごく失礼で申し訳ない。

その長老の息子Nawunda Yunupinguが持って来たのは、木工用ボンドを一切つかわずに、かなり少ないツールで作ったもので、オーカーでペイントされていた。F#/Gで鳴らしやすく、標準的なイダキという印象。

Gumatjクランの作ったイダキを手にするのは本当にひさしぶりだ。木工用ボンドが塗られていないので、直接日本に持って帰ってすぐにオイリングをしよう。

こういう直接ヨォルングから買うってのは、妙におもしろい。彼らも売りたいし、ぼくも買いたい。基本それがあっての上だが、タバコをあげたり、ちょっとイダキを教えてもらったりと、そこでの時間がなかなか得難いひとときなのだ。
[PR]
by earth-tube | 2010-04-30 14:16 | Yirrkala周辺
<< 新しいCDが10月に発売されます 一日10本、15本 >>