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許可がおりない!
以下は、僕が電話で話した内容で、脚色の無い限りなく「素」の情報です。

 Earth Tube : 「まだファックス届いてないよ。許可どうなってるの?」
 Northen Land Council : 「Raminginingに連絡はしてるのよ。返事が来なくて.......」

 ET : 「とりあえず、じゃぁRaminginingの問い合わせ先教えて。直接電話するんで。」
 NLC : 「XXXX-XXXX。」

NLCは一体どうなってるんや、仕事してるのか?といういら立ちをグッとこらえて、Raminginingに電話した。

 ET : 「もしもし、Ramingining Councilですか? こうこうこういう理由で許可を待ってるんですけど、NLCから連絡来てます?」
 Ramingining Council : 「いや、そんな連絡来てないし、ここカウンシルじゃないよ。ここはコミュニティのゴミの収集をしている事務所ですよ。」

 ET : 「あの~、NLCはそちらに許可申請のファックスを送ったっていってるんですけど」
 RC : 「いや、そんなもんは来てないねぇ。ていうか、俺らに許可出す権利ないよ。ゴミの収集をしてるって何回も言ってるじゃない。」

 ET : 「え? じゃぁ、許可の申請はどこに連絡とったらいいんすか?」
 RC : 「それはNLCでしょ!」

 ET : 「だから、NLCはそちらからの許可待ちなんですよ」
 RC : 「だから、俺ら許可とか出せないよ。」

 ET : 「ふぅ~、そしたらもう一回NLCに電話して、そちらのコミュニティに連絡とってもらいますわ。」
 RC : 「うん、そうしな」

おいおい。これはたらい回しってやつか?美しいまでにどこにどう突っ込んだらいいのかわからない。いら立ちを通り過ぎて、虚しさを感じながら再度NLCに電話する。

 ET : 「もしもしぃ~。もらった電話番号に電話したんですけど、彼等は許可の発行とかはしてないらしいです。ゴミの収集をしてるらしいです。担当の人の名前はXXXXでした。直接一回電話してくれません?」
 NLC : 「わかりましたー。」

しばらくして再度、RCに電話

 ET : 「もしもし、電話ありました?」
 RC : 「あぁ~、あのねファックスきてたみたいだわ。」
    
 ET : 「えっ?」
 RC : 「エルダーに知らせるボックスがあって、そこに入れてたわ。」

 ET : 「まじ! そ、そしたら、キョ、キョカはもらえるんすよね?」
 RC : 「いや、なくなってるから確実にエルダーは持っていってると思うけど。いつ返事もらえるかわからないよ。」

 ET : 「....... (で、どうしろと?)」
   「そしたら、ランドオーナーの電話番号教えてください。もう直接電話して聞いてみます。」
 RC : 「いや、ランドオーナーって何人もおるよ。全員に電話して許可とるつもり?」

 ET : 「わ、わかりました。とりあえずもう一回NLCに電話してみます。」
 RC : 「そうすれば」

目の前が真っ白になる。ハハハハハ。もうどうでもいいかという思いでNLCに電話。

 ET : 「こうこう、こう言うてはりましたぁ。どーしたらいいんすか?」
 NLC : 「Raminginingって今セレモニーをやってるのよ。ブラブラブラ、ブラブラブラ.......」

わけがわからなさすぎて、途中で英語が聞き取れなくなった(本当)。

このストーリーはかなり厳密なノン・フィクションです。実際の電話の回数はもっと多く、会話の内容は一部はしょっていますが、要約すればだいたいこんな感じです。この会話に費やされた時間は、待ち時間も入れて1時間くらいだったろうか。結局、Raminginingにはいけなかった。そして仕方ないのでCentral Arnhem Highwayを通って、Beswickに行こうかと思って確認の電話を入れた所、答えはNOだった。

道路の使用も許可がないと不可能だという事でした。そして僕たちは夕方のManingridaを後にして、もと来た道をOenpelli方面へとひきかえしたのだった。
by earth-tube | 2004-10-21 15:54 | 許可関係
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